Wi-Fi の 障害 ( 初心者 用 ) >

( 2020.8.28. 更新 )





目次
 基本
 妨害 電波 に なるもの
 対策
 とりあえずの、初期 対応
 余裕 が あれば
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● 基本 ●
 現代は、Wi-Fi を 妨害する 電波 が 「 非常に 」 多い
   ↑ 妨害電波 が 多い 環境では、( Wi-Fi の ) アンテナ の 立ち が、どんなに よくても 接続 は 「 不安定 」 になる
   ↑ 「 不安定 」 = しっかりと Wi-Fi 接続 されているのに、インターネット が 不調 や 不可 など
 ( 妨害電波 が 多すぎ + 強すぎで )、そもそも Wi-Fi 接続 できない 現場すら、珍しくない
 Wi-Fi に利用される 「 周波数 」 は、「 2.4 GHz 」 ( = ギガヘルツ ) と 「 5 GHz 」 の 2 種類
   ↑ その下でさらに、「 チャネル 」 という単位で 分けられている
 ユーザ に 説明するときは 「 2.4 GHz 」 を 「 の 電波 」。 「 5 GHz 」 を 「 の 電波 」 と 呼ぶのも ひとつの 方便。
   ↑ 2.4 GHz = IEEE 802.11 g ( = アイ ・ トリプルイー ・ ハチマルニー ・ テン ・ イチイチ ・ ジー )
   ↑ 5 GHz  = IEEE 802.11 a ( = アイ ・ トリプルイー ・ ハチマルニー ・ テン ・ イチイチ ・ エー )
   ↓ 以下は 回線速度を 測るサイトの 例
 h t t p : / / f a s t . c o m  ( = NET FLIX の 運営 )
 普通の ストリーミング 動画 は、「 5 Mbps 」 ぐらいの 速度しか 使っていない
    ↑ 「 Mbps 」 = メガ ・ ビーピーエス = 略して 「 メガ 」 ← 容量を示す 「 MB 」 = メガ ・ バイト = 略して 「 メガ 」 とは 別
 ( 大画面用の ) 超 高画質 だと、要 「 20 〜 30 Mbps 」
 そして 30 Mbps を 超える分は、( 今のところ 実際には ) ほとんど 活用されていない ( = インターネット上 では )
   ↑ インターネットではなく ローカル環境では、100 Mbps 前後の 速度を 要求される 現場もあるが




● 妨害 電波 に なるもの ●
 近所 の Wi-Fi
 Direct 機能 の 機器
 電子レンジ
 ( 古い 仕様の ) コードレス 電話 + コードレス ドアホン
 その他、電磁波 を 出す 機器
[ 1 ]. 近所 の Wi-Fi
 もし チャネル が 同じ だったら、( お互いに ) 強力 な 妨害電波 になる
 同じ 建屋内で 複数の Wi-Fi アクセス ・ ポイントを 設置するのも、逆効果に なることがある
 もし チャネル が かぶれば、近所 の Wi-Fi 以上 に ( お互いの ) 超 強力 な 妨害電波 になる
   ↑ 例 = KDDI : au光 の 複数番号 ( = ホーム ゲートウェイ × 2台 が、隣に 設置される )
   ↑ もし、あんな 超 至近距離 で お互いを 電波妨害したら、「 誤作動 → 故障 」 と 症状が 悪化しても、当たり前
[ 2 ]. Direct 機能 の 機器
 「 direct 」 = ディレクト、ダイレクト、( 英語では ) どちらの 発音も 正しいが、日本語では 「 ダイレクト 機能 」 と 発音したほうが、意味は 通じやすい
    ↓ 以下などが、Direct 機能 の 例
    ↓ 機器 の 電源 が 入っている だけ で、常に 超 強力 な 妨害 電波 ( = Direct 電波 ) を 出し続けている
 [1]. 「 プリンタ 」 の、スマホ ( + タブレット ) から 印刷 する 機能
 [2]. amazon : Fire TV Stick ( = ファイア ・ ティービー ・ スティック ) を 代表とする 「 ストリーミング 動画 プレーヤ 」 の、スマホ ( + タブレット ) との 連動機能 ( = リモコン 操作 や、画面 の ミラーリング )
 [3]. その他、スマホ ( + タブレット ) を、リモコン 操作 や データ 表示 などで 連動 させる 機能 ( = テレビ。 エアコン。 掃除機。 音楽 プレーヤ。 などなど … )
 [4]. 無線 による、近距離 限定 の データ 共有 機能 = Windows 10 + 11 の 「 近距離 共有 」。 iPhone ( 5 以降 ) + Mac ( OS X 以降 ) の 「 AirDrop 」 ( = エア ・ ドロップ )。 Android ( 13 以降 ) の 「 Nearby Share 」 ( =  ニアバイ ・ シェア = 周辺 ユーザー との 共有 )。
 Direct 機能 は、Wi-Fi が ない 場所で 使うなら 無害 だが、Wi-Fi に 接続して 使ったら ★★ 「 猛毒 」 ★★
 ちなみに、「 Wi-Fi の 飛んでいる 場所だが、その Wi-Fi には 接続していない 」 の 状況 だと、Direct 電波 が 妨害に なるか ならないかは、運しだい
[ 3 ].電子レンジ
 チンの間は 強力 な 妨害電波 ( = 2.4 GHz ) が 出るので、Wi-Fi ( = 2.4 GHz ) が 切れても 当たり前
   ↑ 特に 2.4 GHz の 中継 は、切れやすい
 距離が 近いと ( = 特に 5 m 以内の 至近距離だと ) 誤作動を起こして、Wi-Fi が 動作しなくなる こともある
   ↑ その場合、Wi-Fi 機器を 電源 オフオンしないと 復旧しない
 くわえて、何度も 誤作動を 起こすような 場所 ( = 5 m 以内 ) に 置き続ければ、いずれは Wi-Fi 機器が 故障する
 逆の 話で、「 2.4 GHz の 超 混線地帯 で、電子レンジ の 寿命が 短い 」 も、聞いたことがある
   ↑ 住宅街 + 近くに 集合住宅 が ある = 2.4 GHz の 地獄 混線 地帯
[ 4 ]. ( 古い 仕様の ) コードレス 電話 + コードレス ドアホン
 規格 「 DECT 」 ( = デクト = 1.9 GHz = 2011 年 に 策定された ) 以前は 2.4 GHz なので、Wi-Fi ( = 2.4 GHz ) の 強力 な 妨害電波になる
   ↑ 逆に Wi-Fi からの 電波妨害で、電話の子機が 鳴りにくくなることも ある
 ある現場では 子機が 全滅して、親機だけを 留守番電話として 利用していた
 しかし 妨害電波 は 親機 から出るので、( 子機 が あろうが なかろうが ) 妨害電波 の 量 は 変わらない
 また、近所に 事業所が ある場合も 要注意
 ビジネスホン の コードレスは 電波が 強力なものが 多いので、Wi-Fi を 妨害する 電波が 近所まで 届くこともある
   ↑ 現行機種なら 「 DECT 」 ( = 1.9 GHz ) が 多いので、その場合は 妨害電波に ならないが、( ビジネスホンは 丈夫な機種が 多いため ) 10 年以上 前の機種を 継続利用している 現場も 珍しくない
   ↑ また メーカ によっては、「 昔ながらの 2.4 GHz アナログ の ほうが、電波の 飛びがいい 」 と、現行機種なのに ( あえて ) 2.4 GHz コードレスを 継続している 場合もある ( = 時代遅れ 感 のある メーカ だ … )
[ 5 ]. その他、電磁波 を 出す 機器
 ある現場では 「 空気 清浄機 」 の近くに、Wi-Fi の親 + 中継機 があると、接続が 不安定になった
   ↑ その現場の 空気 清浄機 は、「 2.4 GHz + 5 GHz + 1.9 GHz 」 すべての周波数を 妨害した
    ↑ 電波妨害 と 言うよりは、強すぎる 電磁波 が 通信機器の 基板 に、直接の ダメージを 与えて 動作不良に なったのかもしれないが
 「 蛍光灯 」 も 妨害電波 を 出すので、Wi-Fi の 親 + 中継機 の 近くに 蛍光灯 の スタンドが あったり、天井 の 低い 現場 では 不安定 になりやすい
   ↑ 妨害 されるのは 主に 2.4 Gz だが、電磁波 が 通信 機器 の 基板 にも ダメージ を 与えるので、5 GHz も 無傷 では 済まない
   ↑ ダメージ を 受ける 基板 = Wi-Fi 機器。 スマホ。 ノート PC の Wi-Fi 回路。 など
 蛍光灯 ではなく LED 照明 なら、Wi-Fi を 妨害 しない
 ( 無線の ) 「 防犯カメラ 」 も、2.4 GHz を妨害する
   ↑ ( ペットの見守りなどで ) Wi-Fi に接続するカメラではなく、モニタとカメラが セット になっているタイプが
 モニタ が 超 強力 な 妨害電波 ( = 2.4 GHz ) を、ずっと 出し続けている
 近所に 「 工場 」 が ある場合も、要注意
   ↑ 工場 の マシン や、溶接 作業 で 発する 電磁波 は、2.4 GHz に 悪影響が 出やすい ( = 特に 溶接 作業 は、確実 に 悪 影響 が 出る )
 工場の周辺では Wi-Fi 機器が 誤作動を 起こし、特に 2.4 GHz の 止まってしまう ケース が 珍しくない
   ↑ くわえて、「 2.4 GHz が 電波 衝突 → 本体 の 基板 が 誤作動し、2.4 GHz と 5 GHz の 両方 が 止まる 」 ことも あるし、逆に 「 誤作動 で、5 GHz のみ 止まる 」 ことも ある
 「 線路 」 の 近くも、( 特に 電車が 通過するさい ) 強力な電磁波に さらされるので、( Wi-Fi だけでなく ) 精密機械 全般 に 悪影響が 出やすい
 「 大型車 」 が 通る 道路の近くも、誤作動 + 故障 の 起こる率が 高い
 ( 違法 強化した ) CB無線 の 電波を ( 一瞬でも ) 浴びると、通信機器 だけでなく 精密機械 全般 に 悪影響が出る
   ↑ 合法の CB無線 は 0.5 W 以下。 違法は 1,000 W 以上 ( = 合法の 2 千倍 以上 ) も 珍しくない。
 ( 過去に 1 回でも )、テレビ、ラジオ や 固定電話 の 通話 に ドライバー の 無線通話 が 混じったり、誰も押していないのに ドアホン が 鳴ったことがあれば、やられやすい 環境である 可能性が 高い
 携帯電話 「 基地局 」 の 鉄塔 も、妨害電波 ( = 2.4 GHz ) を 出している 可能性がある ( = 実地 確認 した 現場 が 少なすぎて、まだ 確定ではないが )
 → 携帯電話 基地局 の、現場 例




● 対策 ●
 近所 の Wi-Fi ( 対策 )
 Direct 機能 の 機器 ( 対策 )
 電子レンジ ( 対策 )
 ( 古い 仕様の ) コードレス 電話 + コードレス ドアホン ( 対策 )
 その他、電磁波 を 出す 機器 ( 対策 )
[ 1 ]. 近所 の Wi-Fi ( 対策 )
 その現場に 飛び込んでくる Wi-Fi の チャネルを調べ、空いている チャネルに 設定変更する
   ↑ Wi-Fi 環境を 確認する アプリの 例 = [ Homedale ] ( = ホームデール = Windows 用 )
 → アプリ [ Homedale ] の 使い方
 → SoftBank : Air、Wi-Fi の チャネル変更
 ただし 住宅街 や 集合住宅 ( = 超 混線地帯 ) では、2.4 GHz の 空いている チャネルは ない場合が多い
 その場合 5 GHz に つなげれば 電波妨害 は 改善するが、5 GHz は 逆に 壁や 障害物に 弱い
   ↑ 5 GHz は ( 中継機 なしだと )、2階建ての一軒家は カバーできない
    ↑ 2.4 GHz( = 壁を 貫通する 力が強い ) ですら、( 中継機 なしだと ) 2階建ては きついので 5 GHz は なおさら
   ↑ また ( 素材が 丈夫だと ) ガラス越しですら、電波強度が 激落ち することもある
 くわえて、( スマホなどの 端末側で ) 2.4 GHz の 設定を 削除する。 削除しないと、勝手に 2.4 GHz の 接続 ( = 電波妨害されて 不安定 ) に 戻ってしまう
 5 GHz の SSID ( = Wi-Fi 電波の 名前 ) は 「 ○○ ○○ 」。 2.4 GHz の SSID は 「 ○○ ○○ 」 であることが 多い。
   ↑ SSID = Service Set IDentifier
 Buffalo 製以外では、2.4 GHz と 5 GHz の SSID が同じ機種もある
 そのような機種は 2.4 GHz と 5 GHz が使い分けにくいので、手動で SSID を変更する
   ↑ 2.4 GHz は 「 ○○ G 」 か 「 ○○ 2 」。 5 GHz は 「 ○○ A 」 か 「 ○○ 5 」 の、SSID にするのが 一般的。
 別の話で、Wi-Fi 受信する 端末側が 5 GHz に 対応していない こともある
   ↑ 古いスマホや、新しくても Wi-Fi 回路が 経費削減された 機種 ( = 安い 機種 ) は、2.4 GHz しか 受信できないことも
 親 Wi-Fi 側 の チャネルを 変更すると、中継機の 中継 周波数は ( 自動的 + 強制的 に ) 同じ チャネルになる
 一方、中継では ないほうの 周波数のチャネルは、中継機を 別途に 手動設定する
   ↓ 中継機 の チャネル変更 は、Wi-Fi 設定の中で いちばん 面倒くさい
 → 中継機 の チャネル 変更
 KDDI : au光の 複数番号の 場合は、片方の ホーム ゲートウェイ の Wi-Fi を 無効にして 1 台に しぼる
   ↑ 両方の ホーム ゲートウェイ の 2.4 GHz と 5 GHz ( = 合計 4 チャネル ) を、近所と ぶつからないように 設定するなら それでもいいが、片方を Wi-Fi 無効に 設定するほうが 楽
 → 近所に 「 チャネル が かぶる + 強度 は すごく 弱い 」 Wi-Fi 電波 が ある 場合
[ 2 ]. Direct 機能 の 機器 ( 対策 )
 アプリ [ Homedale ] ( = Windows 用 ) は、Direct 電波 も 確認できる
   ↑ Direct 電波 も Wi-Fi の 一種なので ( = Wi-Fi Direct = ワイファイ ・ ダイレクト )
    ↑ ただし、「 無線による、近距離 限定 の データ 共有 機能 」 の 場合は、SSID が 見えないことも あるようだ
 → アプリ [ Homedale ] の 使い方
   ↓ Direct 電波 は 以下だと、猛毒 の 妨害 電波 になる
 Wi-Fi 親機 → ( Wi-Fi 無線 ) → Direct 電波 を 出す 機器 → ( Direct 無線 ) → 端末 ( = スマホ や タブレット )
   ↑ Direct 機器 は、受信 したのと 同じ チャネル で Direct 電波 を 発信するので、超 強力 に 電波 妨害 する ( = なんて、クソ 仕様だ … )
    ↑ ただし 近年、「 5 GHz ・ Wi-Fi 受信 + 2.4 GHz ・ Direct 発信 」 ( = ぶつからない ) が できる 機種 も、見かけるように なったが
   ↓ 以下に 変更できる 機器 なら、それで 解消する ( = プリンタ、など )
    ↓ 先に ( Direct 電波 を 出す 機器の ) Direct 機能 を、無効に 設定 変更 してから
 Wi-Fi 親機 → ( Wi-Fi 無線 → Direct 機器 ( = Direct 機能 は、無効に )

 → ( Wi-Fi 無線 → 端末
   ↑ Direct 機器 と 端末 との 直接 接続 から、Wi-Fi 親機 経由 の 接続 に 変更 ( = アドホック 接続 から、インフラ ストラクチャー 接続 への 変更 )
 プリンタ 以外は、インフラ ストラクチャー 接続 に 変更できない 機種が 多いかも
   ↓ その場合は、Direct 機器 を 有線 接続 に 変更すれば 解消する
 [1]. Wi-Fi 親機 → ( 有線 ) → Direct 機器 → ( Direct 無線 ) → 端末
 [2]. あるいは、Wi-Fi 親機 → ( Wi-Fi 無線 ) → 中継機 → ( 有線 ) → Direct 機器 → ( Direct 無線 ) → 端末
   ↑ Direct 機器 を 有線 接続 にすると、Wi-Fi 電波 と Direct 電波 との チャネル が、連動 しなくなる
    ↑ 偶然に かぶった 場合は、Wi-Fi 側 を 別 チャネル に 変更すれば、完全に 電波 干渉 が なくなる
 逆に Direct 機器 は、チャネル 変更 不可 の 機種 が 多い
   ↑ つまり 近所 に 偶然、Direct 機器 が 出す Direct 電波 と 同じ チャネル の Wi-Fi 電波 が いたら、「 Direct 電波 が 妨害される。 しかし、Direct 機器 の チャネル が 変更できなくて、困る 」 という、別の 問題が 生じる
 → amazon : Fire TV Stick の詳細
 → プリンタ の Direct 機能
 → Direct 電波を 止められない機器
[ 3 ]. 電子レンジ ( 対策 )
 なるべく 距離を 取るしかないが、( 見通しでは ) 10 m 以上 離したのに 効果がないことも
   ↑ 理想は、( 何枚も を へだてた ) 遠くの部屋に 離す
 それが 難しいなら、5 GHz につなげれば 電波妨害 は 改善するが、5 GHz は 逆に 壁や障害物に 弱い
 電波妨害とは 別の話で、チンの 間に出る 強力な電磁波が、Wi-Fi 機器の 基板 に 直接の ダメージも 与えるので、( どんなに近くても ) Wi-Fi 機器と 電子レンジとは 5 m 以上 離す
[ 4 ]. ( 古い 仕様の ) コードレス 電話 + コードレス ドアホン ( 対策 )
 電話機を 規格 「 DECT 」 の 機種に 買い替えれば、理想的 ( = 電話機と Wi-Fi の 両方にとって )
 それが難しいなら、5 GHz に つなげれば 電波妨害 は 改善するが、5 GHz は 逆に 壁や障害物に 弱い
 くわえて 5 GHz の利用で 「 電話機 → Wi-Fi 」 の 電波妨害は 回避できるが、「 Wi-Fi → 電話機 」 の 電波妨害は 放置されたまま
   ↑ つまり 外線 や ドアホン の 着信時に、コードレス子機が 鳴ったり 鳴らなかったりで、不安定
 Wi-Fi 機器 側 で 2.4 GHz を 無効に 設定変更すれば、コードレス子機への 電波妨害は なくなる
[ 5 ]. その他、電磁波 を 出す 機器 ( 対策 )
 電子レンジのように、強力な 妨害電波を出す 機器とは異なり、3 〜 5 m 以上 離せば 改善する場合が 多い
   ↑ 電磁波を出す 機器から、「 Wi-Fi の親 + 中継機 + スマホ などの 端末 」 を 離せば
 ある動物病院では ( 強力な 電磁波を発する ) 検査機器の 3 m ほどの場所に Wi-Fi 機器があると、1年ほどで故障した ( × 3 台 )
   ↑ その現場では 5 m 以上 離して、短期故障は なくなった
 ( 無線 )「 防犯カメラ 」 の モニタの場合は、5 m では 足りない
   ↑ 「 Wi-Fi の親 + 中継機 + スマホ 」 から、15 m か それ以上 離す 必要がある ( = 間 に、壁 なし だったら )
   ↑ 理想は ( 何枚も を へだてた ) 遠くの部屋に 離す
 別の 対策としては 「 Wi-Fi 側を 5 GHz で 統一する 」 か、あるいは ( どうしても モニタの 近くで ) 2.4 GHz の Wi-Fi を使いたいなら ( その間だけ ) 「 モニタの 電源を切る 」
 → ( 無線 ) 防犯カメラの 現場例
 近所に 「 工場 」 や 「 線路 」 が ある場合は、Wi-Fi 機器を 極力 死角に 設置する
    ↑ くわえて PC本体なども、死角に 配置すべき
   ↑ 窓ごしに、工場 や 線路が 見える位置は NG。 最低でも を1枚はさむ ( = 木製 の 壁は、遮断効果 が 弱い。 金属製 か コンクリート製 の 壁が、ベター )
    ↑ 工場 や 線路が 見えない部屋なら、より ベター
 また 極力 5 GHz を利用し、2.4 GHz の 利用は 避ける
   ↑ 理想 は 「 端末側 で、2.4 GHz を 使わない 」 だけでなく、「 Wi-Fi 機器側 で、2.4 GHz の 発信自体 を 止めてしまう 」
 関連して 「 工場 」 や 「 線路 」 の 近くでは、長い LANケーブル ( = 例 : 1階から2階への LANケーブル ) が アンテナのように 電磁波を吸い、有線LANに つながった 各機器で 誤作動や 故障が 起こりやすい
   ↑ そのような 現場こそ Wi-Fi + 中継 ( = ただし 5 GHz ) を 駆使し 、有線を なるべく短くする
   ↓ 以下が 例
 「 変更 前 」 ルータ → ( 長い 有線LAN = ここが 電磁波を 吸いやすく、誤作動や 故障の 原因になる ) → 離れた場所の 有線LAN
 「 変更 後 」 ルータ → Wi-Fi 親機 → ( 5 GHz無線 ) → Wi-Fi 中継機 → 離れた場所の 有線LAN
   ↑ つまり 中継機に、「 無線 → 有線 の 変換機 」 ( = イーサネット コンバータ ) として 活躍してもらう
 ただし 5 GHzは 「 電波妨害が 少ない反面、壁や障害物に 弱い 」 ので、アクセス ポイントと 中継機の ( 両方の ) 見通しがよくなるように 施工する 必要がある
   ↑ 棟を またぐなら、アクセス ポイントと 中継機の 両方を( 防雨BOXに 入れて ) 屋外に 出すとか
   ↑ ( 素材が 丈夫だと ) ガラス越し ですら、強度が 激落ちする 現場も 少なくない
    ↑ 蹴れば 割れるような 安いガラスなら、5 GHz でも 素通りできるが
 「 大型車 」 が 通る 道路の近くも 長い LANケーブルがあると、( 違法強化した ) CB無線の電波を 吸いやすい
   ↑ 結果、通信機器に 誤作動や故障が 起こりやすい
 そのような現場も Wi-Fi + 中継 ( = ただし 5 GHz ) を 駆使し 、有線を なるべく 短くすれば 改善することが 多い
    ↓ 難しいのが、棟を またぎたい 場合
 → 大型車 が 通る 道路の 近く + LAN で 棟を またぎたい 場合




● とりあえずの、初期 対応 ●
 5 GHz に 優先的に 接続する
 同時に ( スマホなどの 端末側で ) 2.4 GHz の 設定を きちんと 削除 する
   ↑ 2.4 GHz の 設定を 削除しないと ( 見た目は そちらのほうが アンテナの立ちが いいので )、知らないうちに 2.4 GHz の 接続 ( = 電波妨害されて 不安定 ) に 戻ってしまう
 端末側が 5 GHz に 対応していない、あるいは、端末を使いたい 場所では 5 GHz が 弱い場合は、( 仕方ないので ) 2.4 GHz に 接続する
 5 GHz は ( 2.4 GHz よりも ) 壁に弱い のが 幸いして、近所からの Wi-Fi 電波は 届きにくい
 ただし それでも ( 住宅街 や 集合住宅 では ) 近所の 5 GHz が 自分の家に 飛び込んで、妨害電波になる こともある
   ↑ やはり アプリ [ Homedale ] ( =  Windows 用 ) などで、Wi-Fi 環境 を 確認するのは 必須
● 余裕 が あれば ●
 電波 妨害 以外 で、Wi-Fi が 不安定になる 原因
 Wi-Fi うんぬんの 前に、光回線 自体 の 速度が ( 有線 でも ) 時間帯 によって ( 大きく ) 変わる件
 Bluetooth について
 UTP と STP
 フラット LAN ケーブル について
 「 Wi-Fi 6 E 」 について
 アプリ [ Homedale ] の 使い方 + 2.4 GHz と 5 GHz の 詳細




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