Wi-Fi の 障害 >Wi-Fi うんぬんの 前に、光回線 自体 の 速度が ( 有線 でも ) 時間帯 によって ( 大きく ) 変わる件 >

( 2020.8.28. 更新 )





● 基本 ●
 国内で使える 光回線は、主に 「 NTT 」 か 「 KDDI 」 の どちらか
   ↑ それ以外の 光回線は ほとんど すべて 「 NTT 」 か 「 KDDI 」 の 「 また貸し 」 ( = 光 コラボレーション )
    ↓ 大まかには 以下
 [1]. 「 NTT 」 よりも 「 KDDI 」 のほうが 速い ( = 速さが 安定している )
 [2]. 「 また貸し 」 よりも、「 直営 」 の 「 NTT 」 か 「 KDDI 」 のほうが 速い ( = 速さが 安定している )
    ↓ 以下の条件が 重なるごとに、光回線 自体 の 速度 が 遅く なる
 [1]. 17 : 00 〜 22 : 00 の 時間帯 ( = 利用者 が 多い 時間帯 )
 [2]. 住宅街 や 集合住宅 ( = 利用者 が 多い 場所 )
 [3]. 「 直営 」 の 光回線 ではなく、「 また貸し 」 の 光回線
 [4]. 「 KDDI 」 系 ではなく、「 NTT 」 系 の 光回線
    ↓ ある現場では 「 NTT 系 + また貸し 回線 + 住宅街 」 と 条件が そろい過ぎて、以下だった
 [1]. 昼間は安定して 100 Mbps 以上の 速度が出るので、快適
 [2]. 17 : 00 〜 22 : 00 の 時間帯 は、0 . 5 Mbps 未満 (!) に 落ちることも多く、その間 ストリーミング 動画 ( = YouTube、Amazon プライム など ) は まともに 見られない
    ↑ 昼と夜の 速度の 落差 が、200 倍 以上
● 対策 ●
 「 確実に 速くしたい 」 なら、光回線を 「 直営 」 の 「 KDDI 」 ( = au ひかり ) に 切り替える
   ↑ 「 住宅街 + 17 : 00 〜 22 : 00 」 だと、「 直営 」 の 「 NTT 」 でも 激遅 になる 現場を見た ( = 昼間は 快適速度 なのに )
    ↑ プロバイダを 「 ぷらら 」 と 「 OCN 」 の 2つ試して 変化なかったので、光回線 自体 の ( 混雑の ) 問題だろう
    ↓ ただし、以下などの 注意点がある
 [1]. 今 利用している 光回線は 「 解約 」 の 扱いになるので、利用年数や タイミングなどに よっては 違約金 などが かかる
 [2]. 家族が 利用している 携帯が au以外 であり、光回線と セット 割引 に していると それがなくなる
 [3]. ( メタル回線からの 継続ではなく ) 「 NTT 」 系 の 光電話で 初めて取得した 電話番号 ( = 光初番 = ヒカリハツバン ) は、「 KDDI 」 系 の 光回線に 継続できない
 [4]. 「 NTT 」 の 光回線は 「 同じ電話番号で 同時 2 通話 か、それ以上の 同時通話 」 も 可能だが、「 KDDI 」 には その機能がない
 [5]. 「 NTT 」 の 光回線は 「 電話番号が 5 つ か、それ以上の 電話番号 」 も 可能だが、「 KDDI 」 は 最大で 2 番号 まで
 [6]. 「 NTT 」 の 光回線は ISDN 変換 できるが、「 KDDI 」 には その機能がない ( = ビジネスホンが からむときに 要注意 )
 [7]. 電話帳 「 テレパル 50 」 ( = (株) サイネックス が 出している、地域 密着型 の 薄い 電話帳 ) には 載らなくなるようなので、事業所 ( = 一般家庭を 対象にする ) は 要注意
 [8]. 建屋 は ( 原則 ) 2 階建て まで。 3 階建て は 持ち家 なら OK だが、貸し家 は NG。
    ↑ 自分 が オーナー の 3 階建て 集合 住宅 も、NG だった ( = 2023 年 時 )
 [9]. プロバイダ が 「 NTT 」 から 「 KDDI 」 に 移行できない 場合は、工夫が 必要
    ↑ 移行できる プロバイダ なら、プロバイダ 料 が 「 込み 」 に 変わるので 月額が 安くなる ( = 「 NTT 」 直営 から 切り替えた 場合は )
    ↑ 移行できない プロバイダ なら、「 メール 専用 プラン 」 に 変更して ( なるべく 安く ) メール アドレス を 維持する、などの 処置が必要
     ↑ プロバイダ の メール アドレス は 使っていない、( ラッキーな ) 現場も あるにはあったが …
    ↓ 「 NTT 限定 の 機能 は 維持したいが、インターネット も 確実に速くしたい 」 なら、以下の 手段もある
 [1]. 通話のほうの 光回線は 「 NTT 系 」 の まま維持して 「 ひかり 電話 ネクスト 」 ( = インターネット を しない用 の、月額が 安い 光回線 ) に 切り替える ( = ナンバー ディスプレイ を つけたら、メタル の ISDN 回線 よりも 月額が安い )
    ↑ 「 光コラボ のまま、 ひかり 電話 ネクスト に 切り替え 」 は できないか … ?。 別途に、直営の NTT回線に 戻す手続きが 必要かも。
 [2]. インターネット用 として 別回線で 「 au ひかり 」 を 入れる ( = 電話番号 なしなら 少し安いが、その場合は 別途に ルータが 必要 )
● 備考 ●
 速度とは 別の話で、「 NTT 」 系 の 光電話は 「 光電話 ルータ 」 の 機器まわりが スッキリしている
   ↑ 「 ONU + ルータ + 2 通話までの アナログ 回路 」 が 一体で 収まる ( = 電源も 1 本 )
    ↑ 「 光電話 オフィス 」 や 「 RT・RX 光電話 ルータ 」 などは、ONU とは 別になるので 二体だが
 一方 「 KDDI 」 の 光電話は、1 番号でも 「 ONU + ホーム ゲートウェイ 」 で 二体 ( = 電源も 2 本 )
 2 番号ともなれば、「 ONU + マルチセッション用 ギガ・ハブ + ホーム ゲートウェイ が 二体 」 で、合計 四体 にもなる ( = 電源も 4 本 )
   ↑ なるべく配線を スッキリさせるには、かなり 手間がかかる ( = 電源 4 本のほか、LANケーブルも 3 本 + α )
 光 コンセント より 下部は 「 お客様 作業 」 が 原則だし、営業した業者 が やってくれても そこまで 努力はしない ( = やりたくても できない ) ので、配線 グシャグシャ の 現場が多い
 → au光 ( 2番号 ) の プロ の 施行例 を 見る




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