Wi-Fi の 障害 >アプリ [ Homedale ] の 使い方 + 2.4 GHz と 5 GHz の 詳細 >

( 2023.8.5. 更新 )





● 仕様 ●
 Windows 用
   ↑ XP 〜 Windows 11 まで 対応
 インストール 不要 なので、手軽
● 下準備 ●
   ↓ 以下の 検索ワードで ググって、アプリを ダウンロードする
 H o m e d a l e
   ↑ 読みは 「 ホームデール 」 だと思う。 米 アイダホ 州に 同じ名前の都市は あるが、何か関係が … ?。
 ダウンロードした 圧縮ファイルを 解凍する
 解凍された フォルダ内の、ファイル [ Homedale ] を ダブル クリックで 実行する
● 使い方 ●
 いちばん上の並び、右端 [ Options ]
   ↓ 下から 5 番目 ぐらいの 欄で、以下 を 選択
 [ Refresh every 5 seconds ]
   ↑ [ 〜 every second ] や [ 〜 2 seconds ] の ほうが、アプリ 起動後 の Wi-Fi 表示 ( 一発目 ) は 早く出るが、その後 チラチラするので 見づらい
   ↑ 逆に、Direct 電波 を 確認するさいは、[ 〜 every second ] の ほうが 見つけやすいので、使い分ける
    ↑ Direct 電波 は 端末 が 通信 していないと、無発信 時間 が 発生する 機種 も あるから … ?
 右端 [ Options ] の、2つくらい 左 [ Frequency Usage ]
   ↓ 左上 の 角 で、以下を 順番に 選択していく
 2.4 GHz Band
 5.0 GHz Band Channel 32 - 68
 5.0 GHz Band Channel 96 - 144
 5.0 GHz Band Channel 149 - 196 ( ← ほぼ 使わず )
 6.0 GHz Band Channel ( ← ほぼ 使わず )
 ( その ノート PC の Wi-Fi 受信回路 が 5 GHz 未対応 の 場合は、当然 5 GHz の 電波 を 見ることはできない )
   ↑ 2.4 GHz しか 見えない ノート PC なら、5 GHz に 対応した 「 USB 接続 の Wi-Fi 子機 」 を 増設すれば ( 安上がりに ) 両方 の 周波数 に 対応できる
   ↑ 実際に 購入するさいは、その Wi-Fi 子機 の 「 対応 OS 」 を 要 確認
● 2.4 GHz の 詳細 ●
 1 チャネル につき 20 MHz ( = メガヘルツ ) の 幅 があり、実際は 3 つ となり の チャネル まで かぶっている
   ↑ 例 = その 建屋内の Wi-Fi を 「 13 チャネル 」 に 固定しても、近所で 「 12 + 11 + 10 チャネル 」 を 使っていれば、一部は かぶる ( = 一部は 電波干渉 が ある )
 完全に かぶらない 組み合わせは、( たとえば ) 1 + 5 + 9 + 13 チャネル
   ↑ しかし 住宅街 や 集合住宅 では、完全に かぶらない チャネルが 空いていない 場合が 多い
 2.4 GHz の 妨害電波 が 「 多すぎ + 強すぎ 」 の 環境では、Wi-Fi 機器の 本体 に 誤作動 が 起こりやすい
   ↑ 本体 が 不調 になれば、直接には 電波妨害 されていない 5 GHz まで 不調になって、当たり前
   ↑ 放置すると、誤作動 → 初期化 → 故障 と、不調が 進行する 現場も 珍しくない
 その場合は 2.4 GHz の 発信 を 止め、5 GHz 発信 のみに 統一 できれば 理想的
● 5 GHz の 詳細 ●
 「 倍速 モード 」、 「 デュアル チャネル 」、 「 クワッド チャネル 」 などという名前で、チャネルの幅を広く取っている Wi-Fi 機種が多い
   ↑ 近所と 干渉しやすくなって 逆効果なので、最小幅 の 20 MHz に 縮める ( = くわえて、「 幅広 = 強度 が 弱い 」 の 気もするので、必ず 20 MHz 幅に 縮める )
 ( 5 GHz に 比べると 少ないが )、2.4 GHz にも ( 出荷時が ) 40 MHz 幅 ( = 2 チャネル幅 ) の 機種もあるので、必ず 20 MHz 幅に縮める
   ↑ 「 5 GHz 幅広 」 よりも、「 2.4 GHz 幅広 」 の ほうが 「 近所 迷惑
 完全固定 できるのは 48 チャネル までで、52 チャネル 以降 は 「 DFS 機能 」 により 自動的に ( = 勝手に ) 変わってしまう ことがある
   ↑ DFS = Dynamic Frequency Selection
   ↑ 「 飛行機用 の 航空 レーダー。 気象観測 レーダー。 軍用 レーダー。 」 などと チャネル が かぶるので、あちらの レーダー波 ( = 常に 出ている わけではない ) を 検知すると、こちらが ( 自動的に ) 避けて チャネル が 変わる
 避けた先 の チャネル が 近所と かぶるかどうかは、運しだいに 見える
   ↑ 「 電波干渉 を 自動回避 する 」 仕様 の 機種は 多いが、( だからこそ 勝手に チャネル が 変わってしまうのだが )、現場 の 実動 を 見ると ( 自動的に = 勝手に ) チャネル が 変わった あと、近所 の 5 GHz に ガッツリ と チャネル が かぶっている ケース は 多い ( = 「 何のための、DFS 機能 なんだよ … ? 」 と 思ってしまう )
 また ( DFS の チャネルに 設定していると ) 電源 を 入れたとき、航空 ・ 気象 ・ 軍 レーダー と かぶらないか の 検知を 最初に 行うので、Wi-Fi 出力 されるまでが 遅い ( = 2.4 GHz に遅れること、+ 1 分以上。 ものすごく 時間が かかる 機種 も ある )
 Buffalo 製の ほとんどは チャネルまで 細かく 指定できるが、( 他メーカ では ) 「 W52、 W53、 W56 」 のように 細かいチャネル指定が できない機種もある
   ↑ 「 W52 」 = 36 ch 〜 48 ch の クワッド ( = 4 チャネル幅 )
   ↑ 「 W53 」 = 52 ch 〜 64 ch の クワッド
   ↑ 「 W56 」 = 116 ch 〜 128 ch の クワッド
 「 クワッド なし 」 に 設定変更すると 20 MHz ( = 1 チャネル 幅 ) には 縮まるが、チャネル 指定 は できない 機種 も ある
   ↑ 「 周りの 5 GHz を 検知し、空いているチャネルを 自動選択する 」 と 期待したいが、実動はどうか ( = チャネル 指定 できる 機種 よりも、やりにくい )
 5 GHz が 2.4 GHz よりも 壁に弱いのは、「 周波数 が 高くなるほどに、直進性 も 高くなる 」 から
 チャネルにも 同じ法則が 当てはまるので、たとえば 「 5 GHz : 36 ch 」 よりも 「 5 GHz : 140 ch 」 のほうが ( 体感で わかるほど ) 壁に 弱い
   ↑ 逆に 2.4 GHz は、1 ch 〜 13 ch 全体の幅が 狭いので 差を感じない
 36 ch 〜 64 ch を 屋外で 使用するのは、電波法 違反 なので 注意
   ↑ 各レーダー波 と ぶつからないようにする 配慮だと思うが、家の中に 設置したって 外まで 電波が漏れ出る分は どう見ているのか …




 → [ Wi-Fi の 障害 ( 初心者用 ) ] の トップに戻る

 → [ Wi-Fi 中継設定 ( 初心者用 ) ] の トップに戻る