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( 2023.5.10. 更新 )





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● 基本 ●
   ↓ たとえ intel ブランド ( = おそらく、世界 最高峰 の SSD を 製造してきた メーカ = 特に、DC 用 の 機種 は ) で あっても、仕様 によって 「 耐久性 が 全く 違う 」 ( = 特に、コンシューマ 用 の 機種 は )
TLC 非 3D OS を 乗せて 使用すれば、1 年 未満クラッシュ ( = 大量 の 記憶素子 が 物理的に 重度劣化 して、Windows 系では ドライブ の 認識すら 不可 ) も 珍しくない
MLC 非 3D フラッシュ メモリ の 製造 メーカ が 「 intel 」 の 機種 は、「 intel 純正 」 よりも 耐久性 が ★ 激 落ち ★ する = 「 intel : MLC 非 3D 」 は、「 intel 純正 : TLC・3D 」 よりも 耐久性 が 落ちる
   ↑ 4 年 6 か月 で 半 クラッシュ ( = デュアル ブート で、片側 OS の パーティション が クラッシュ ) した 例 あり ( = 非 intel )
   ↑ 5 年 0 か月 で 重度 クラッシュ ( = BIOS + UEFI で 認識不可 の、最悪 クラッシュ ) した 例 もあり ( = 非 intel )
   ↑ くわえて 「 非 intel 」 の 機種 は ( 「 ● 機種 別 ● 」 にあるように )、クラッシュ 以外 の 物理故障 も 珍しくない
TLC・3D 3 年 前後 の 使用で、クラッシュする 機種 が 出始めた ( = コンシューマ 用 )
   ↑ TLC 非 3D ( = コンシューマ 用 ) の 寿命 目安 を 1 年 とすれば、3D で ゲタ を 履かせて 3 年 という 計算 か
   ↓ ( 実質の ) 耐久性 が 高い順 に、以下
 Optane → ||| → MLC・3D → MLC 非 3D ( = NAND フラッシュ が intel 純正 ) → ||| → TLC・3D ( = NAND フラッシュ が intel 純正 ) → MLC 非 3D ( = NAND フラッシュ が intel ) → ||| → TLC 非 3D ( = 動作が 高速の 機種でも、論外 の 耐久性 )
   ↑ 「 ||| 」 = 越えられない 壁
 SLC の 耐久性 も トップ クラス と 予想されるが、納品数 が 少なすぎて 比較 材料 に ならない
 微妙 なのが、 「 コンシューマ 用 MLC 非 3D 」 と 「 DC 用 TLC・3D 」
   ↑ 「 DC 用 TLC・3D 」 のほうが、耐久性 は 上 かも
 ( 数えきれない ) intel ブランドの SSD を ( 修理 + 新品 PC で ) 使用したが、SSD 交換後に 障害が発生したのは 「 44 + 20 + 67 」
   ↑ 「 44 」 は クラッシュ = TLC 非 3D × 38。 TLC・3D × 4。 MLC 非 3D ( = 非 intel ) × 2。
   ↑ 「 + 20 」 は 別 原因 = 物理故障 以外 も、一部 あり ( = 不調 の 原因 は SSD では なかったが 「 記録として 」 も、一部 あり )
   ↑ 「 + 67 」 は クラッシュ する前に、 TLC 非 3D + 535 ( = MLC だが intel ) を 予防 交換 した
 逆に言えば、 物理 故障 を 見たことがないのは 「 フラッシュ メモリ が intel 純正 の MLC 非 3D + MLC・3D ( = DC 用、コンシューマ 用、に 関わらず ) 」 のみ
   ↑ SLC の 物理 故障 も 見たことはないが、納品数 が 少なすぎるので 比較 材料 には ならない
    ↓ クラッシュした SSD は、以下の 共通症状だった ( = 重度 クラッシュ × 5 件 を のぞく )
 [1]. Windows 系 = ドライブ認識 不可
    ↑ あるいは ドライブ認識はしても、処理は まともに進まない
 [2]. Linux 系 = データが 抜ける
    ↑ 症状が軽ければ エクスプローラで開くし、症状が 重くて ( Linux の エクスプローラですら ) データが 見えなくても、dd クローン 先が ( OS起動まで ) 完全復旧した ケースが多い
    ↑ dd クローン 時に 「 エラー × 大量 」 の ケースは多いが、「 エラー × 0 」 のケースもある ( = クローンの 進行速度が、非常に 不安定だとしても )
    ↑ 「 クラッシュ = Windows 系では ドライブ認識すら 不可 」 なのに … ! = つまり Ubuntu が スゴい
    ↓ 重度 クラッシュ は、以下の 5 件 + α
 [1]. KY 青果 様 : 自宅ノート = 540s ( =  intel ) が、2 年 5 か月で BIOS + UEFI 認識不可
 [2]. FT 生花 TN 様 : 自宅ノート = 540s ( =  intel ) が、6 年 1 か月で BIOS + UEFI 認識不可
 [3]. WD 割烹 様 : タイムレコーダ用 = 535 ( =  intel ) が、5 年 0 か月で BIOS + UEFI 認識不可
 [4]. KT 青果 様 : 監視カメラ用 = 535 ( =  intel ) が、9 か月で物理故障したので 交換した → 故障した SSD は その後 ( 納品から数えると ) 2 年 1 か月で BIOS + UEFI 認識不可
 [5]. MD 青果 様 : 自宅ノート = 545s ( = intel / Micron だが TLC・3D ) が、3 年 8 か月で クラッシュ = dd クローン でも エラーが大量すぎで、ほとんど データが 抜けなかった → 故障した SSD は その後 ( 納品から数えると ) 4 年 7 か月で BIOS + UEFI 認識不可
 [α1]. CR ゴルフ 様 : Lenovo 一体 = 545s ( = intel / Micron だが TLC・3D ) が、3 年 0 か月で クラッシュ = dd クローン でも エラーが大量すぎで、OS起動まで 復旧しなかった ( = データは 全部 抜けたが )
 [α2]. JY 電設 様 : 業務デスク = 540s ( =  intel ) が、5 年 8 か月で クラッシュ = dd クローン は エラーが 大量すぎで、ほとんど データ移行 できず。 逆に、Ubuntu の エクスプローラ なら けっこう 大量のデータが 抜けた。
    ↓ 予防 交換 した SSD は、症状が 様々だった
 [1]. dd クローン もふくめて、完全 動作
    ↑ ( 利用 期間 にもよるが )、このケースは 極めて少ない
    ↑ 「 TLC 非 3D が ヤバい 」 と 認識して、納品の 半年以内に 予防交換したケース のみだったかも
 [2]. dd クローン では 「 エラー × 0 」 だが、原本 SSD に出ていた ( 小さい ) 不調が 新 SSD にクローンしただけで 消えた
    ↑ 不調 の 例 = Win 7 で、デスクトップ画面の 壁紙が 変更できない
    ↑ クローン先が chkdsk や sfc で ヒット することもあれば、ヒット しないこともある
    ↑ クローン結果が エラー × 0 でも、カウンターの 進行速度が 「 非常に 不安定 」 な ケースが多いので、記憶素子は劣化していると 思われる
 [3]. 体感で 不調は感じないが、dd クローン では エラーが出る
    ↑ このケースが、いちばん多い
    ↑ しかも そのほとんどで エラーが大量ヒットすることから、( 明らかに ) 記憶素子の劣化が 進んでいる ( = Ubuntu ですら 読み取りできないほどの、重度劣化した記憶素子が 大量にある )
    ↑ 記憶素子の 物理劣化は、アプリ [ Crystal Disk Info ] で ほとんど ヒット しないことがあるので、注意 = SMART 機能では 検知不可 ( = 検知が 間に合わない ? ) 物理劣化が 多い
 [4]. クラッシュこそ していないが、体感ではっきりと わかるほどに 不調が始まっているし、dd クローン 時にも エラーが大量ヒット
    ↑ 「 頻繁に LAN が 切れる + 待っていると 再接続される 」、「 頻繁に 小フリーズする + 待っていると 普通に動く 」 などの 症状が出やすい
    ↑ 「 クラッシュ 直前 」 とも言えるが、( 不調だとしても ) OS起動できる場合は 「 クラッシュ 」 ではなく、「 予防交換 」 で カウントした
 [5]. 上記の ( [ 1 ]. 〜 [ 4 ]. の ) 症状は、540s ( = TLC 非 3D ) を 予防交換した さいのもの。 逆に、535 ( = MLC 非 3D + 非 intel ) の 予防交換では ( 不調が 出ているのに ) クローン エラー が 出ることは 少ない ( = 腐っても MLC か )。
    ↑ 訪問時に 認識不可だった 1 件 + クローン エラー が 多数だった 1 件 = 合計 2 件 を のぞく
    ↑ ただし、クローンの 進行速度は ( すごく ) 不安定なので、記憶素子は ( 明らかに ) 劣化している ( = Ubuntu に、救われている だけかも )




● 機種 別 ●
● 535 = MLC 非 3D =  intel
 「 通電 しっ放しの 環境 だと、故障 しやすい 」 の 疑いあり
    ↓ 以下 4 件の 物理故障 は、すべて 通電 しっ放し の 現場 ( + どの現場 も 毎日、自動 再起動 の 設定 )
 [1]. FD 造園 様 : OK様 : Win 10 デスク = 9 か月で 使用中に フリーズ が 多発
    ↑ ストレージ 故障、確定。 dd クローン 時 エラー × 0
 [2]. FD 造園 様 : ファイルサーバ : Win 7 デスク = 1 年 4 か月 で 使用中に STOPエラー が 多発
    ↑ ストレージ 故障、確定。 dd クローン 時 エラー × 0
 [3]. KT 青果 様 : カメラ録画 : Win 10 デスク = 9 か月STOP エラー や 自動再起動 に 失敗など、不安定動作が 多発
    ↑ ストレージ 故障、確定。 dd クローン 時 エラー × 0
    ↑ データ ・ ワイプ後に ( 保守作業用として ) 保管しておいたら、 ( 納品から数えると ) 2 年 1 か月重度クラッシュ ( = BIOS + UEFI で認識不可 )
 [4]. MD 青果 様 : 弥生販売サーバ : Win 7 ノート = 1 年 1 か月 で 使用中に フリーズ が 多発
    ↑ マザー + ストレージ 両方 の 故障 が 確定 ( = 2020年 夏、記録的 な 猛暑時 ) 。 dd クローン 時 エラー × 0
 特に [1]. + [2]. の現場は 24 時間 × 365 日 エアコンが利きっぱなしで、一定温度 ( = 人間の体感で ほどよい 温度 ) が 保たれている
   ↑ 4 件とも 「 dd クローン 時に エラー × 0 」 ではあったが、それは Ubuntuが 優れている だけかも
   ↑ 535 は コントローラが 「 米 : SandForce : SF-2281 」 で、NAND フラッシュ が 「 韓 : SK hynix 」 ( = エスケイ ・ ハイニックス ) なので 「 intel 」
 上記の 4 件 は すべて、545s = TLC・3D に 交換して 解消 した
   ↑ 545s は コントローラこそ 「 台 : Silicon Motion : SM2259 」 だが、NAND フラッシュ は 「 intel 」 純正 ( = 正確には intel / Micron )
    機種 : 535 も ( 数えきれないほど ) 納品に使ったが、物理故障 したのは ↑ 上記 : 4 件 と ↓ 下記 : 7 件 の、合計 : 11 件
 [5]. DE 防水 様 : OK 様 : XP + 10 デスク = 4 年 6 か月半クラッシュ ( = デュアルOSの XP側のみクラッシュ )
    ↑ dd クローン 時 エラー × 大量
 [6]. TD 自動車 様 : 銀行業務 用 : Win 7 デスク = 4 年 8 か月で OS起動不調や、STOPエラーが多発
    ↑ dd クローン が 何回やってもエラー終了 ( = 通常のクローン・エラーとは別の症状で、コマンドdd自体が止まる。 conv=noerror,sync 指定なのに )
    ↑ OS起動からHD革命7をインストし、ディスク クローン ツール ( = dd クローン に 近い、本来の 意味での クローン ) を 通せたのが 救い
    ↑ クローン エラー × 0 ではあったが、けっこう危ない状態だったのか … ?
 [7]. KK 造園 様 : WS様 : Win 7 デスク = 4 年 6 か月で、使用中にSTOPエラー → UFEIで認識不可
    ↑ コネクタを脱着して認識はしたが、再起動だけでは認識不可のままだった
    ↑ dd クローン 時 エラー × 0 だったが、( クローン先が ) chkdskでヒット × 多数
 [8]. NJ 造園 様 : ファイルサーバ : Win 7 デスク = 2 年 10 か月で フリーズが多発
    ↑ dd クローン 時 エラー × 0 だったが、カウンターの進行速度は不安定
 [9]. WD 割烹 様 : タイムカード用 : XP デスク = 5 年 0 か月重度クラッシュ
    ↑ BIOS + UEFIで 認識不可
    ↑ 通電しっ放しのことも多かったようなので、よりダメージが蓄積したか
 [10]. TG 製作所 様 : Win 10 デスク = 3 年 8 か月で 「 有線 LAN が切れる + 短時間で再接続される 」 を 頻繁に繰り返す
    ↑ dd クローン 時 ( bs=1024k )、エラー × 0。 CDI = 78 %
 [11]. ID 合金 様 : Win 7 ノート = 3 年 0 か月で 小フリーズが増えた
    ↑ dd クローン 時 ( bs=1024k )、エラー × 0 ( = 進行速度は 非常に不安定 )。 CDI = 87%
   ↓ 予防 交換 の、注目
 PC >障害例 >ハードウェア 関連 >SSD >intel ブランド >現場例 >か 行 >CR ゴルフ 様 [ 4 ] > ( = Win 7 32 bit )
 PC >障害例 >ハードウェア 関連 >SSD >intel ブランド >現場例 >か 行 >KB タイル 様 > ( = Win 10 32 bit )
 PC >障害例 >ハードウェア 関連 >SSD >intel ブランド >現場例 >は 行 >FT 精工 様 [2] > ( = Win 10 64 bit )
   ↑ 短く まとめると、「 NAND 書き込み が 30 GB 前後 / 1 時間 = 異常。 ホスト 書き込み は 1 〜 2 GB 前後 / 1 時間、なのに 」 = そりゃあ 寿命 が 短いのも、必然
    ↓ 535 の 耐久性 は、以下かも
 [1]. 1 人 利用 = 3 年 未満 〜 5 年 未満
 [2]. ファイル サーバ 利用 = 3 年 未満
 [3]. ただし 通電 しっ放し の 環境だと、故障率 が ( 大きく ) 上がる = 1 年 未満 で 寿命も、珍しくない
    ↑ いずれにせよ、BIOS + UEFI 認識不可 の 最悪 クラッシュ × 2 件も あったので、動いている うちに 予防 交換 すべき
    ↓ 535 より前の 機種 ( = フラッシュ メモリ が intel 純正 + MLC ) では、物理 故障 に 当たったことが ない
 [A]. IM 通信 様 : サーバ : XPノート = 520 : MLC 非 3D = 通電しっ放しだが、体感では不調なし ( = 2018.12. 〜 )
    ↑ 520 = コントローラが 「 米 : SandForce : SF-2281 」 + NANDフラッシュが 「 intel 」 純正。 CDI = 100% ( = 2022.8. )
 [B]. IM 通信 様 : サーバ : 10デスク = 320 : MLC 非 3D = 通電しっ放しだが、体感では不調なし ( = 2018.12. 〜 2022.8. )
    ↑ 320 = コントローラ + NANDフラッシュ ともに 「 intel 」 純正。 最終 CDI = 99%
● 530 = MLC 非 3D
 外観 の デザイン が 535 と同じなので、耐久性に 不安な イメージ がある
   ↑ 520 までは、外観が 古い デザイン
   ↑ ちなみに 525 は、mSATA のみ
   ↓ ただし 中身 は、別物
 「 535 」 = コントローラ 「 米 : SandForce : SF-2281 」 + NAND フラッシュ 「 韓 : SK hynix
     ↑ よく見ると、ほとんど OEM じゃないか ( = intel なのは、フレームだけ )
     ↑ ( TLC や 3D などの 技術 転換 が ないのに ) 535 から 実売 価格 が 下がったのは、そういう 理由 だったのか …
 「 530 」 = コントローラ 「 米 : SandForce : SF-2281 」 + NAND フラッシュ 「 intel 」 純正




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