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( 2021.9.8. 更新 )





目次
  PC >LAN >無線 LAN >無線中継 >Wi-Fi 中継設定 ( 初心者用 ) >Wi-Fi の 障害 ( 初心者用 ) >
   ↑ 初心者向きなので レイアウトも 読みやすい
1 初心者への 口頭 指示
2 Wi-Fi の 妨害電波に なるもの
3 無線 AP の 設定
4 小 ネタ
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  用語集 >PC >あ 行 >11a、 11b、 11g、 11n、 11ac >
  用語集 >PC >わ 行 >Wi-Fi >
  用語集 >通信 >た 行 >DECT >




● [ 1 ] . 初心者への口頭指示 ●
1使用者が 「 自分のノートPCのみ、ネット不可 」 を申告してきた場合、その原因は ノートPCのWi-Fiスイッチを ( 無意識的な操作で ) 切ったからに聞こえることがある
 ↑しかしWi-Fiのオフオンは、機種によって操作がまったく違うので、指示が難しい
  ↑物理スイッチでもスライド型とプッシュ型とがあるし、 キーボードの組み合わせ操作の機種もあるし、 アプリ操作の機種もある
  ↑昔の機種は物理スイッチが多かったが、逆に今の機種は物理スイッチなしが多いので、現物PCを見ないで指示するのが、なおさら難しい
2  ↓その場合、口頭で済ますなら以下のほうが、難度が低かった
[ 1 ]. Windows キーのまま、[ R ]
[ 2 ]. 欄 [ 名前 ] に、devmgmt.msc
[ 3 ]. ワイヤレスを右クリックから、アンインストール
[ 4 ]. ハードウェア更新のスキャン ( = ワイヤレスの、自動再インスト )
[ 5 ]. 画面の右下 地球儀から、Wi-Fiに再接続




● [ 2 ] . Wi-Fiの妨害電波になるもの ●
 現代は、2.4GHzの障害になる原因が非常に多く、安定させるのが難しい現場が増えた
 ↑2.4GHzは壁+障害物に強いので、無線機器が好んで採用するため、電波干渉する機器が多い
 無線APは 「 2.4GHz + 5GHz、両対応 」 を、利用するのが理想的
 2.4GHzは、以下が電波干渉する
● 近所のWi-Fi
1近所で、同じチャネルを利用していると、(お互いに)、強力な妨害電波になる
チャネル判別できるソフトで、現場に飛んでいるWi-Fiを確認し、かぶらないチャネルに固定する
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2また、同じ建屋内で、複数のAP(=スマホのオマケなど)を利用している現場もあるが、チャネルがかぶれば、逆効果
3窓から見えるところに、集合住宅があると、サイバー攻撃状態になっている場合もあり
● アドホック接続の機器
1 以下など
@プリンタとスマホを、無線直結して、印刷する機能
Aスマホ、ゲーム機、PCの画面を、TVに表示する機能
 ↑「Amazon Fire TV Stick」の、ディスプレイミラーリングも同じ
B画面がタブレットのように、分離できるPC
C業務カラオケの、無線端末
2特に、プリンタ + TVは、すでにアクセス・ポイントに接続されている場合、( ほとんどの機種が ) アドホックも同じチャネルで出力するので、正真正銘の妨害電波になる
 ↑アクセス・ポイント経由でも、同じ機能が使える機種は多く、それなら問題ないのに
● DECT以前の、コードレス電話+コードレス・ドアホン
1DECT(=1.9GHz)以前の機種は、2.4GHzなので、お互いの妨害電波になりやすい
2「Wi-Fi→コードレス電話+ドアホン」にも悪影響が出やすく、「発信=可、着信鳴動=不安定」になりやすい
 ↑(親機が、外線鳴動しているのに気づいたときに)、子機で強制オフフックすれば、応答はできるが
● 電子レンジ
1チンの間は、2.4GHzの、強力な妨害電波が出ている
2距離が近いと、機器の誤作動を起こし、アクセス・ポイント+PCの両方を、電源オフオンしないと復旧しない場合もある
電子レンジの近くで使っていた、USB無線子機が、短期間で故障した現場を見たが、それも影響なしとは言えないだろう
3ある現場の電子レンジは、9ch固定だと、チンの間、切れまくるが、13ch固定だと、(ほとんど)、影響を感じさせなかった
 ↑連続ping打ち+PCの速度判定サイト+スマホでYouTube
その現場では、「Buffalo:WEX-G300」と、「Buffalo:WEX-1166DHP」を、(13ch固定)で比較したが、チンの間あきらかに、「WEX-1166DHP」のほうが安定していた
 ↑「WEX-G300」だと、切れることもあった
 ↑「WEX-1166DHP」で、5GHz中継も試したが、中継自体が弱くて、(結局)、電波が強い2.4GHz中継にした
● その他
1Bluetooth
2アマチュア無線
3ラジコン
4VICS:2.4GHz=道路交通情報通信システム
 ↑VICS:5.8GHzもあり
 ↑Wi-Fi:5GHz=5.18GHz〜5.70GHzなので、かぶらない
5その他、電磁波を出す機器
 ↑(古い型の)空気清浄機が、強い電磁波を出していたケースあり
6チャネルを完全に分けても、通信機器同士の距離が近すぎると、妨害電波になる
7IHヒータ=20KHz〜90KHzなので、(理論上は)、干渉しない




● [ 3 ] . 無線APの設定 ●
1倍速モード設定の帯域を、最小限に縮める
2.4GHzは、初期値が20MHz(=最小限)である場合が多い
5GHzは、初期値が80MHz(=最大限)である場合が多い
 ↑気を利かしているつもりか知らないが、電波干渉が増えるだけだ
 ↑20MHz(=最小限)に、縮める
2無線APも、「デフォルトゲートウェイ+DNSサーバ・プライマリ」を、固定する
ルータのIPに固定
 ↑APが複数台の場合は、特に




● [ 4 ] . 小ネタ ●
● 13チャネル
113chは、意図的に設定しない限り、ほとんど近所とはかぶらないが、逆に、検出できない端末があった
 ↑例=古いスマホ=iPhone 5
● Vista
1SONY:VGN-NR50B:ノート=Vista Home Pre
 ↑当時、丸9年もの
2内蔵無線で、SSIDステルス+13chに接続すると、制限ネットワークになる
 ↑「リカバリ+SP1+SP2+専用アップデータでドライバ最新+Buffalo:クラマネ」、でも
37 Home Pre(SP1+ロールアップ)にアップグレードしたら、(OSだけでも、クラマネでも)、安定して通信できる
 ↑「Vistaは、なんか、Wi-Fi不安定だよな…」、と感じていたが、気のせいではなかったのか…?




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