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( 2022.9.9.更新 )





● 11b、11g、11a、11n、11ac、11ax ●
( イチイチビー、イチイチジー、イチイチエー、イチイチエヌ、イチイチエーシー、イチイチエイエクス )
1IEEE ( = アイ トリプルイー = 米国 電気電子学会 ) の 802 委員会が 定めた、無線 LAN の 規格
2正式名称 = IEEE 802.11b、11g、11a、11n、11ac、11ax
( アイ トリプルイー ハチマルニー テン ・ イチイチビー、イチイチジー、イチイチエー、イチイチエヌ、イチイチエーシー、イチイチエイエクス )
3  ↓ 以下も 参照
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11b11g11a11n
GHz2.455 + 2.4
Mbps115454600
障害物
干渉
チャネル数14131919 + 13

11ac
GHz5
Mbps6930 ( = 6.93 Gbps )
障害物
干渉( 将来的には ) 多 ( ? )
チャネル数4 ( = 4 ch 束ね )
2 ( = 8 ch 束ね )
● Wi-Fi 6 = 第 6 世代 = IEEE 802.11ax ●
1「 Wi-Fi 5 = 第 5 世代 = IEEE 802.11ac 」 の 機能 「 OFDM 」 ( = 直交波 周波数 分割多重 接続 ) が 進化し、「 OFDMA 」 ( = 直交波 周波数 分割多元 接続 ) に なった
2具体的には、「 OFDM 」 が 1 対 1 の 通信を ( 端末の台数だけ 素早く 順番に ) 繰り返すのに対し、「 OFDMA 」 は ( 本当の意味で ) 複数の端末と 同時通信ができる
 ↑ ただし 端末側 「 OFDMA 」 に 対応していないと、( 従来と 同じ ) 1 対 1 の 通信しか できないが
311ac にも 「 MU-MIMO 」 ( = マルチユーザ マイモ ) という ( 別技術による ) 同時接続の 仕組みは あった
 ↑ やはり 端末側 「 MU-MIMO 」 に 対応していないと、古い方式の SU ( = シングルユーザ ) 通信しか できないが
「 ビームフォーミング 」 ( = 通常の 全方位ではなく、通信している方向に 電波照射を 集中する ) の 機能と 合わせ、1 電波 ( = 1 アンテナ ) で 1 端末と通信するため、複数の端末と 同時通信ができる
411ax にも 「 MU-MIMO 」 は 継続され、能力アップした
 ↑ 11ac では 下りのみが 同時通信だったが、11ax では 登りの同時通信も 可になった
 ↑ Wi-Fi 機器 によって いくつの電波を 出せるか ( = いくつのアンテナ回路を 搭載しているか ) は 違うが、理論値では 8 台の端末と 同時通信ができる
結論として、11ax = Wi-Fi 6 は 「 OFDMA + MU-MIMO 」 の 両機能 により、同時通信 に 強い ( = 端末が その機能に 対応していれば )
5別件で、2022.9. から 法律が変更され、Wi-Fi 6E では 6 GHz が 使えるようになった
 ↑ 当然 6 GHz に 対応している端末は、まだまだ 少ないが
6 GHz は 5 GHz の DFS 問題がないので、今後に 期待




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