Wi-Fi の 障害 >スマホのIPアドレスを 固定する手順 >

( 2020.7.7. 更新 )





● 基本 ●
 ( Wi-Fi の ) アンテナの立ちが充分なのに インターネットに つながらない場合、スマホ側で「 IPアドレスの固定 」を 行うと 改善することがある
 ( 大まかには ) adnroid よりも iPhone のほうが 「 Wi-Fi 機能が 弱い 」 ので、( 同じ環境でも ) iPhone だけは 設定が 必要なケースもある
   ↑ ( 新品のころは 問題なく つながっても )、スマホの 電池が 疲れると( = 丸 2 年 も 経てば だいぶ クタクタなので )、たとえ 満充電 しても 実際の出力は 弱い ため、Wi-Fi の つながりが 悪くなりやすい
 また android よりも iPhone のほうが、落下衝撃で Wi-Fi 回路が 故障しやすい( = 完全に 不能にならないまでも、機能が 弱くなりやすい )
   ↑ 何度も 落下を繰り返し、「 5 GHz は 完全に 不能 + 2.4 GHz は 弱いが なんとか 可 」 の iPhone を、何台か 見たことがある
● 目次 ●
 iPhone の 手順
 adnroid の 手順
 備考 [1]
 備考 [2]
  → 値 「 デフォルト ゲートウェイ 」 を 確認する 手順




● iPhone の 手順 ●
    ( バージョンによって 微妙な違いはあるが、大まかには 以下の手順 )
    ( 途中で わからなくなったら その Wi-Fi 設定を削除し、Wi-Fi 接続し直して 頭からやり直す )
 [ 設定 ]
 [ Wi−Fi ]
 今 接続している、電波の名前を タップ
 [ 静的 ]
   ↑ いちばん上から 数えたら、5段目ぐらいの 右端
   ↓ [ IPアドレス ]に、以下を入力
 NTT 系の光電話 = 192.168..71
 SoftBank : Air = 192.168..71
 KDDI : au光電話 = 192.168..71
   ↑ ただし 現場によっては、IPアドレスの グループが 変更されていることもある
   ↑ 赤数字 の 部分 ( = 第 3 オクテット ) を、( その現場の ) 値 「 デフォルト ゲートウェイ 」 と 同じ に する
 → 値 「 デフォルト ゲートウェイ 」 を 確認する 手順
 ちなみに スマホの 2 台目、3 台目、4 台目も 設定する場合は、「 〜 . 72 」、「 〜 . 73 」、「 〜 . 74 」 … のように、最後の数字 ( = 第 4 オクテット ) を ★ 必ず ★  にする
   ↑ うっかりと 敷地内の 別スマホで 「 同じ IPアドレス 」 を 設定すると、お互いが 「 超 強力 」 な 妨害になり、その 2 台とも Wi-Fi によるネットが 「 激 不調 」 になる
   ↑ ( うっかり やってしまった 可能性があるなら )、その Wi-Fi 設定を削除してから 接続し直し、他のスマホと かぶらないであろう 別のIPアドレス = 「 〜 . 75 」、「 〜 . 76 」、「 〜 . 77 」 … を 割り当て直して、安定する IPアドレスを探す
   ↓ [ サブネットマスク ] に、以下を入力
 255.255.255.0
   ↓ [ ルーター ] に ( その現場の 「 デフォルト ゲートウェイ 」 と 同じ値である )、以下を入力
 NTT系の光電話 = 192.168..1
 SoftBank : Air = 192.168..1
 KDDI : au光電話 = 192.168..1
   ↑ ただし 現場によっては、値が 変更されていることも
 → 値 「 デフォルト ゲートウェイ 」 を 確認する 手順
   ↓ [ DNS ] に、以下を入力
 8.8.8.8
   ↑ Google Public DNS
 左上の角 [ Wi−Fi ] で、前の画面に戻る




● android の 手順 ●
    ( バージョンによって 微妙な違いはあるが、大まかには 以下の手順 )
    ( 途中で わからなくなったら その Wi-Fi 設定を削除し、Wi-Fi 接続し直して 頭からやり直す )
 [ 設定 ]
 [ Wi−Fi ]
 今 接続している、電波の名前を 押し
 [ ネットワーク設定を変更 ]
 [ 詳細設定項目 ]
 下のほうに スクロールして、[ DHCP ]
 [ 静的 ]
   ↓ [ IPアドレス ] に、以下を入力
 NTT系の光電話 = 192.168..71
 SoftBank : Air = 192.168..71
 KDDI : au光電話 = 192.168..71
   ↑ ただし 現場によっては、IPアドレスの グループが 変更されていることもある
   ↑ 赤数字 の 部分 ( = 第 3 オクテット ) を、( その現場の ) 値 「 デフォルト ゲートウェイ 」 と 同じ に する
 → 値 「 デフォルト ゲートウェイ 」 を 確認する 手順
 ちなみに スマホの 2 台目、3 台目、4 台目も 設定する場合は、「 〜 . 72 」、「 〜 . 73 」、「 〜 . 74 」 … のように、最後の数字 ( = 第 4 オクテット ) を ★ 必ず ★  にする
   ↑ うっかりと 敷地内の 別スマホで 「 同じ IPアドレス 」 を 設定すると、お互いが 「 超 強力 」 な 妨害になり、その 2 台とも Wi-Fi によるネットが 「 激 不調 」 になる
   ↑ ( うっかり やってしまった 可能性があるなら )、その Wi-Fi 設定を削除してから 接続し直し、他のスマホと かぶらないであろう 別のIPアドレス = 「 〜 . 75 」、「 〜 . 76 」、「 〜 . 77 」 … を 割り当て直して、安定する IPアドレスを探す
   ↓ [ ゲートウェイ ] に ( その現場の 「 デフォルト ゲートウェイ 」 と 同じ値である )、以下を入力
 NTT系の光電話 = 192.168..1
 SoftBank : Air = 192.168..1
 KDDI : au光電話 = 192.168..1
   ↑ ただし 現場によっては、値が 変更されていることも
 → 値 「 デフォルト ゲートウェイ 」 を 確認する 手順
10   ↓ [ ネットワーク プレフィックス 長 ] に、以下を入力
 24
11   ↓ [ DNS1 ] に、以下を入力
 8.8.8.8
   ↑ Google Public DNS。 最初から、この値が 入っているかも。
12 ( [ DNS2 ] は 無視 )
   ↑ どうしても 埋めたいなら 「 8.8.4.4 」
13 右下 [ 保存 ]




● 備考 [1] ●
 上記の手順では、項目 [ IPアドレス ] を 「 192 . 168 . ○ . 71 」 として 説明したが、「 絶対に 正しい 数字 」 ではない
   ↑ ほとんどの現場で 空いている可能性が 高いので、この数字を に 出しただけ
 厳密には 「 254 個ある どのアドレスが 空いているのか 」、最初に 調べてから スマホの設定を行うべきだが、それでは 敷居が高い
   ↑ 逆に言えば 254 分の 1 の 確率なので、たとえ 「 〜 . 71 」 に 偶然、先客がいて うまくいかなくても、「 〜 . 72 」、「 〜 . 73 」、「 〜 . 74 」、「 〜 . 75 」、 … と 変更して、安定するIPを 探せばいい
 ちなみに 「 〜 . 100 」 から 「 〜 . 254 」 の IPアドレスは、他の ネットワーク機器に 割り当てられていることが 多いので、 「 〜 . 100 」 未満に 設定したほうが 無難
   ↑ 「 〜 . 71 」 から 「 〜 . 99 」 の ( 28 台分の ) 範囲に 収めたほうが 無難
 上記の 手順では、項目 [ DNS ] を 「 Google Public DNS 」 で 説明した
 逆に 項目 [ DNS ] を、ルータ の IPアドレス ( = デフォルト ゲートウェイ ) に 設定する 方法も ある
   ↑ ただし、ルータ の IPアドレス に 設定すると、「 ルータ 機器 」 や 「 プロバイダ 」 の どちらかに 障害が 起きた場合、ネット不可に なる
   ↑ 「 Google Public DNS 」 も 「 絶対に 障害が 起きない 」 わけではないが、「 ルータ 機器 」 や 「 プロバイダ 」 で、たまに 障害が 起こる 率に比べれば 低い ( = 安定している )
● 備考 [2] ●
 光回線のおおもとに ルータ機能がある場合、Wi-Fi 機器 は 「 アクセス ポイント・モード 」 ( = ブリッジ・モード ) に するのが、もっとも安定する
   ↑ 光電話の 利用があれば、ほぼ ルータ機能もある( = ケーブル テレビ 系 の 光電話を のぞいては )
 しかし ユーザが 見よう見まねで 設置した場合、「 無線 ルータ モード 」 にしている ケースが多い
   ↑ 光電話 ルータと 無線 ルータとの 「 二重 ルータ 」 状態なので、( 最初から ) Wi-Fi 接続しても ネット不可のことがある ( = Wi-Fi の アンテナは 充分に立っているのに、ネットは不可 )
   ↑ あるいは、最初は ネットが つながったのに、途中で ふっと 切れることもある
 くわえて まあまあ動作したと しても、停電 ( = 瞬断ふくむ ) の あとに なかなか Wi-Fi のネットが 復旧しないこともある
   ↑ 「 アクセス ポイント 」 にしてあれば ( 電源が 復旧すれば ) Wi-Fi も 自動復旧するが、「 二重 ルータ 」 の 場合は ( 後から あらためて ) Wi-Fi 親機だけ を 電源オフオンをしないと 復旧しないケースが多い




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