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(2017.10.25.更新)





●回線試験●
(カイセンシケン)
1NTT「故障受付」が行なう、遠隔操作の試験
2 以下の、2つがある
@折り返し試験=保安器まで
A媒体試験=(保安器直下に接続した)端末まで
3 精度は高くないようで、以下でも、「試験OK」が出ることがある
@アナログ回線で、通話できないほどの、強ノイズ
 (↑しかも、明らかに絶縁不良な、ジャリジャリ雑音)
AISDN回線で、電圧0
 (↑好・不調の波がある症状なら、まだ、話もわかるが)
4 故障受付が納得しないと、外線修理が手配されないので、強く押さなければならないこともある
「お忙しいところ、申し訳ないんですが、保安器まで、点検していだけませんか?」
「宅内側に原因があった場合は、もちろん、有料になることは、お客様に、よく説明しておきますので」
●ISDN障害の、基本対応パターン
1 ISDNの保安器を見つける
@端末が接続された状態=27V前後
A下部を切った状態=59V前後
Bブレストを当てると、"ビーッ"
2下部を切る(=はずす)
3試験用のTAを、接続する
(↑電源不要の、「DSU+TA内蔵TEL」が、便利)
4携帯から、NTT故障受付に、連絡
0120-000-113
5「業者の○○と、申します」
「I回線の障害で現場に来たんですが、保安器で下部を切って、試験用のターミナル・アダプタを接続しても、回線が伸びてきません」
「回線試験を、お願いしたいんですが」
6 対象の電話番号+契約者を、聞かれる
@会社番号ではなく、FAX番号や、自宅番号が、契約電話番号の場合もある
A請求の名義が法人でも、契約の名義は、個人の場合もある
7回線試験をすることになったら、以下を告げる
「今は、保安器で、下部を切った状態なんですが、このままでいいですか?」
8試験に時間がかかるので、折り返し待ちになる
9折り電のさい、「今度は、保安器に、試験用TAを接続してほしい」と、依頼されることが多い
10再度、折り返し待ちになる
11保安器の上部に異常あり、ということになれば、外線修理が手配される
「保安器の下部に原因があった場合は、有料になります」の、注意が告げられる




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