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( 2020.2.26. 更新 )





目次
 基本
 CryptXXX
 TorrentLocker




● 基本 ●
● 概要
1 ↓ 感染経路 は、以下などが 予想される
ウイルス メール
ブラウジング中 の 「 ドライブ バイ ダウンロード 」
違法 データ ( = 著作権違法 など ) を 詐称した、罠 ファイル
2頻度の 高そうな ファイルに パスワードつき ロックをかけ、解除コード の ransom ( = 身代金 ) を 要求する
● 暗号化された 場合の 処置
1シャドウコピー から、戻せるだけ 戻す
( 「 システム の 復元 」 は、( 主に ) OSのみを 復元するので、まったく別もの。 ファイル + フォルダ を 復元 できるのは、「 以前 の バージョン 」 機能 )
まずは ( 対象のファイル を 移動しないで )、プロパティから 「 以前 の バージョン 」 が あるかを 確認
 ↑ 移動してしまった 場合は、その上の 階層の フォルダに対して、「 以前 の バージョン 」 を 確認
   ↓ システム の 保護 で、「 ファイルの 以前の バージョン 」 が 対象になっている OS のみ、可
[1]. Win 10 = 不可 に 等しい
   ↑ ( 同じなのは 名前だけで )、「 以前 の バージョン 」 機能 が Win 7より ( はるかに ) 劣る
[2]. Win 8.1 + 8 = 不可
[3]. Win 7 = 
[4]. Vista : Home Premium + Home Basic = 不可。 Ultimate + Business = 
[5]. XP = 不可
[6]. Server 2003 = 可 という 説もあるが、未確認。 2X 系 OS に そんな 機能あるのか、とは 思うが …。
   ↑ 列挙してみると、「 Win 7 以外 は 実質、この方法による 復旧が 望めない 」 だった
2複合ツールが、開発されるのを 待つ
[1]. CryptoLocker = FBI が 犯人を 逮捕後、セキュリティ ソフト 会社 が 複合ツールを 無料公開
[2]. TeslaCrypt = ( 逮捕の手が 迫るのを 恐れた ? ) 犯人が、マスター キー を 自主公開 + セキュリティ ソフト 会社 が、複合ツールを 無料公開
[3]. その他 = セキュリティ ソフト 会社が、独自解析 + 複合ツールを 無料公開
   ↑ 犯人が 開発を やめるまで、次の 新バージョン ( = 旧バージョン用の 複合ツールでは 復元できない ) は 出るが
3( ダメもとで )、身代金を 支払う
数万円 〜 十数万円 を、捨てるつもりで
犯人が 「 良心的に 」 解除コードを 通達してきたが、それ自体が 間違っていた ケースも あったらしい
 ↑ 「 解除できないが 」 と 連絡すると、「 すまん。 わからん。 セキュリティ ソフト の 会社にでも、相談してみて 」 と 返ってきたらしい
4「 専門業者 」 に 依頼する
( 犯人の サーバでも 押さえない 限り ) 複合不可と 思われる、Locky ( = 当時、最新バージョン ) の 感染者が 見積りを 依頼したら、とても 高額だったらしい
 ↑ 「 身代金 : 2 回分 + その業者の 手間賃 」 と、予想される 金額
 ↑ 1 回の身代金では 収まらない 可能性もあるから、妥当といえば 妥当な 金額だ




● CryptXXX ●
● 症状
1暗号化後、拡張子が、5桁の英数字になる
現場では、「.AAC97」だったが、ランダムらしい
2 旧バージョンは、以下の拡張子
.crypt、.cryp1、.crypz
旧バージョンは、複号ツールが公開されている(= 例:トレンドマイクロ)
3 身代金誘導の案内に、以下のキーワードが入ることが、多い
RSA 4096
● 備考
1Ver.3で、暗号化されたjpgに、トレンドマイクロの複号ツールを試したが、復元不可だった(= 2016.7. + 2018.1.)
 ↑注意書きに、「Ver.3に対しては、完全な複合ではなく、中身のテキストなどが、見えるようになるだけ」と、書いてあるので、複合したかったjpgは、無理なのかも




● TorrentLocker ●
1自称 = Crypt0L0cker
 ↑ CryptoLocker ( = 2013 年 〜 2014 年 に 猛威を ふるった ) の もじり




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