PC>Mac>障害例>いろいろと不調>
(2018.10.23.更新)
●現場● | |
---|---|
1 | SY肥料様:KG市 |
●環境● | |
1 | MacBook Pro A1286 Early 2011 |
10.13.6=10.7からの、アップもの | |
2 | CPUの熱伝導材は、交換済=1年以上前 |
●症状● | |
1 | 様々な、起動不調 |
@リンゴのあと、白画面でフリーズする | |
Aリンゴのあと、白画面→黒画面→再起動する | |
Bリンゴが出る前、白画面でフリーズ | |
Cリンゴが表示しているとき、白黒の縞や、赤と黒の縞など、バグったような画面 | |
↑バグ画面に動きはあるが、OSは起動しない | |
2 | 起動後も、ずっと通電しておくと、「画面消え+CPUファンがうなる」のまま、フリーズしたりする |
そのあとに、起動不調が再発する、ループ | |
3 | 落ち着いたように見えても、数日で再発したりする |
●原因● | |
1 | バッテリー異常(=相性不良) |
↑ロワジャパン(有)の、汎用品の新品 | |
2 | バッテリー異常(=相性不良)が、まず、kernel_taskの暴走を起こす(←数時間で) |
「通電したまま、フリーズ」が多発して、OS破損も起こる | |
●処置● | |
1 | バッテリーを、純正の新品と交換 |
2 | SMCリセット |
PRAMクリア | |
シングルユーザーモードで起動して、fsck -fy |
●過程● | |
---|---|
1 | 型式が同じ、完動Macを仕入れ、内蔵ストレージを、intel:540s:240G(新品)に、セクタ・クローン |
↑「クローンSSD+完動筐体」で、正常動作を確認 | |
2 | 240G(=中身:完動筐体)を、障害筐体に入れて、正常起動を確認 |
↑通電したまま、放置 | |
↑障害筐体=(汎用の)新品バッテリー+昔から入っている8Gメモリ | |
3 | 障害筐体の内蔵ストレージを、intel:545s:512G(新品)に、セクタ・クローン |
↑障害筐体に入れ、SMC+PRAM+Shift起動(=セーフモード)とか、いろいろしていたら、起動した | |
↑しかし、ずっと通電しておいたら、「画面消え+CPUファンがうなる」の状態で、フリーズしていた | |
4 | 512G(=中身:障害筐体)を、完動筐体に入れると、リンゴが出ないで、白画面に[?](←正確には、フォルダ・アイコンの中に、?) |
障害筐体の原本ストレージを、完動筐体に入れても、同じ[?] | |
5 | これで、「障害筐体+完動ストレージ=不具合が出ない」だと、「ストレージ内の、ソフト異常」が、原因か |
6 | 原本を紛失してるアプリがあるので、リカバリーは最終手段 |
Windowsのchkdsk,sfcに当たる、Mac版の処理がほしいところ | |
↑fsck | |
7 | 「障害筐体+完動ストレージ」が、数時間で、激重になった |
↑kernel_taskが、CPU:658% | |
↑「激重」であって、「フリーズ」ではないが | |
↑SMC+PRAMで、解消はした | |
8 | 「完動筐体+512G:障害クローン」だと、起動時のcommand+Sも、利かない |
↑同じく、リンゴが出ないで、[?]が出る | |
9 | 「障害筐体+512G:障害クローン」だと、SMC+PRAM+Shift起動(=セーフモード)を、何度か試していると、起動できるようになる |
↑何で…? | |
command+S(=シングルユーザーモード)で起動して、fsck -fy | |
再起動後に通電のまま放置で、様子見 | |
10 | 「障害筐体+障害クローン」が、数時間で、激重になった |
↑kernel_taskが、CPU:816% | |
↑「障害筐体+完動ストレージ」と、同じ症状 | |
↑ただし、一晩、放置しても、「画面落ち+CPUファンがうなる」のフリーズにはならないので、改善はしているようだ | |
11 | この、kernel_task暴走問題を、解決できれば解消か |
12 | まずは、普通にシャットダウンするが、最後のクルクルが、何分も終わらない |
待ちの間に、底面カバーを開けたが、CPUファン×2は正常に回っているし、熱伝導材も、(最初から)、GSに交換済みだ | |
もとの疲労バッテリーは、すごく熱かったそうだが、現在の、(汎用の)新品バッテリーは、熱を感じない | |
↑apple公式では、「kernel_taskは、温度管理のために、CPU使用率を占める」そうだが | |
13 | 5分以上待っても、変化がない |
control+commandのまま、電源ボタンでも、反応がない | |
電源ボタンの長押しで、切った | |
14 | SMC+PRAMなしで、起動してみる |
[問題が発生したためコンピュータをシステム終了しました]で、[開く] | |
起動後は、CPUを占めるプロセスはない | |
シャットダウンしたら、(数秒で)、正常に落ちた | |
15 | @メモリを、(panramの)新品に交換 |
Aバッテリーを、(純正の)新品に交換 | |
BSMCリセット+PRAMクリア | |
CShift+Sから、fsck -fy | |
↑なぜか、いちばん下に、localhost:/root#が出ていなかった | |
↑fsckを打ったら、command not foundが出てから、localhost:/root#が出た | |
↑あらためて、fsckを打って、正常終了 | |
これで起動後、アクティビティモニタを起動したまま、放置 | |
16 | kernel_taskの暴走が出ないので、メモリを障害筐体の原本に戻した |
そういえば、現場で間に合わせの4G:中古に交換したあとも、不具合が出たよな… | |
↑kernel_taskの暴走だったか、fsckをしてないがゆえの不調だったか、覚えてないが | |
↑SMC+PRAMは、当然、やった | |
アクティビティモニタを起動したまま、放置 | |
17 | kernel_task暴走が出ないので、バッテリーも原本=(汎用の)新品に、戻した |
しばらく放置 | |
別件だが、完動ストレージも、障害クローンも、右上に[アップデート準備完了]が出ている | |
↑もとは両方とも、出ていなかった | |
↑この自動アップデートが、kernal_task暴走の引き金なら、しばらくは出ないかもしれない | |
18 | 数時間で、kernel_task暴走が、再発した |
↑(汎用の)新品バッテリーの相性が原因…? | |
19 | 純正バッテリーに戻して、SMC+PRAM後に、アクティビティモニタのまま、放置 |
一晩、通電しっぱなしでも、暴走なし | |
汎用バッテリーが、原因だったか | |
20 | 「完動筐体+障害クローン」だと、起動できないのは、よくわからない |
21 | 「障害筐体+障害ストレージ」に戻し、SMC+PRAM+fsckで、復旧 |
一晩、通電しっぱなしでも、暴走なし |