Macの基本的な、保守操作>

(2018.12.3.更新)





● 基本 ●
 パソコンは「精密すぎる + 複雑すぎる」機械ですから、「ずっと電源を入れておいただけ」、あるいは、「普通に使っていただけ」でも、誤作動が起こることがあります
 「Windows」なら、再起動か、シャットダウンするだけで、ほとんどの誤作動は、リセットされることが多いです
 逆に、「Mac」は自分で操作をするまで、誤作動がリセットされないことが多いです
 以下の4つの保守操作は、それほど難しくないわりに、リセット効果が高いです
● 誤作動のリセット @ = SMCリセット ●
 電源が切れた状態から、スタートする
 左手で、[control]+[shift]+[option]を、押しっぱなしにする
 右手で、電源ボタンを押しっぱなしにする
 4つのボタンを10秒以上、押しっぱなしにしたら手をはなす
 (次の、[PRAMクリア]に、移る)
● 誤作動のリセット A = PRAMクリア ●
 電源が切れた状態から、スタートする
 左手で、[option]+[command]+[R]を、押しっぱなしにする
 右手で電源ボタンを押したら、すぐに、[P]を押しっぱなしにする
  ↑ ”フォーン”が、鳴る前に
 4つのボタンを押しっぱなしにしておくと、何度でも、”フォーン”が鳴る
 3回、聞いたら充分なので、手をはなして、普通に起動させる
● 誤作動のリセット B = セーフモードで起動する ●
 電源が切れた状態から、スタートする
 ↑ 操作に慣れたら、(再起動時など)、”フォーン”が鳴る前に操作してもよい
 左手で、[shift]を押しっぱなしにしたまま、電源を入れる
 ”フォーン”のあと、まん中にリンゴのアイコンが出て、その下のメーターが動き始めたら、左手をはなす
 うまく進むと、パスワードを入力する画面になるが、特にパスワードを設定していない場合は、空欄のまま、[Enter]
   いつもと同じような画面が開くが、そのままでは「セーフモード」という特殊な状態なので、一度、再起動する
 @ 左上のリンゴのアイコン
 A 再起動
● 誤作動のリセット C = [macOSユーティリティ]を起動する ●
 電源が切れた状態から、スタートする
 ↑ 操作に慣れたら、(再起動時など)、”フォーン”が鳴る前に操作してもよい
 左手で[command]+[R]を、押しっぱなしにしたまま、電源を入れる
 画面に、リンゴか地球のアイコンが出たら、手を放す
 ↑ 地球のアイコンが出た場合は、少し経つと、Wi−Fiの設定が求められる
 うまくいくと、[macOSユーティリティ]が立ち上がるが、逆に、(まっ白画面、ざらざら画面など)、途中でフリーズしてしまうのも、Macにはよくあること
 ↑ その場合は、電源ボタンの長押しで切る
 ↑ (少なくとも)、同じ操作を3回は繰り返さないと、[macOSユーティリティ]まで、たどり着かないのも、Macにはよくあること
 うまく[macOSユーティリティ]が立ち上がったら、普通にシステム終了するだけ
 ↑ 左上のリンゴから
 ↑ また逆に、[macOSユーティリティ]まで、たどり着けなくても、ある程度のリセット効果は出ているので、電源の長押しで終了し、途中でやめてもよい