( 2023.5.5. 更新 )
● 基本 ● |
● 前提 |
1 | 「 CAD 用 」 にしても、「 ゲーム 用 」 に しても、GPU に 「 NVIDIA 製 」 か 「 AMD 製 」 が 必要 |
普通 の オンボード GPU = 「 intel HD 」 など では、カバー できない ( = 動きの 速さ とは 関係がなく、そもそも 正常動作 しないことが 多い ) |
↑ たとえば XP 用 の 古い CAD でも、最初から 「 NVIDIA 製 」 に 仕様を 合わせているものが 多く、その場合 「 intel HD 」 では 正常動作しない |
2 | ただし CAD の 中には、「 お客様 ご提案用、CG図 作成 アプリ 」 のような 軽いものもあり、その場合は 「 intel HD 」 で 充分な こともある |
↑ 当然、その CAD の 「 推奨環境 」 を 要 確認 |
また 初期 バージョン は intel HD で 充分 だったのに、 最新 バージョン に なったら 要 NVIDIA という CAD も 少なくない |
3 | ↓ 「 NVIDIA 製 か AMD 製 の GPU が、必要 」 ということは、以下 |
[1]. デスクトップ = 別途に グラフィック ボード を 入れるため、「 PCIe ×16 」 の スロット が 必要 = 普通は、筐体が 大きい。 一方 スリム 機 でも、補助電 不要 の グラボ なら 入るように、スペース を 工夫した ものもある ( 例 = 富士通 )。 |
[2]. ノート = 最初から オンボード で あることが、必要。 デスクトップ のように、後付けや 交換は 利かない。 |
● CAD 用 と ゲーム 用 との 違い ( デスクトップ ) |
1 | ↓ 同じ 「 NVIDIA 製 」 か 「 AMD 製 」 でも、「 CAD 用 」 と 「 ゲーム 用 」 では、シリーズ が 違う ( = 機能 が 違う ) |
[1]. NVIDIA 社 の CAD 用 = 「 Quadro 」 ( = 旧 )。 「 NVIDIA T 」。 「 NVIDIA RTX 」 ( = RTX のみ CAD・ゲーム 両対応 の、高性能。 実は ゲーム 用 シリーズ の GeForce )。 |
[2]. NVIDIA 社 の ゲーム 用 = 「 GeForce 」 |
[3]. AMD 社 の CAD 用 = 「 Radeon Pro 」 ( = ラディオン = レイディオン ) |
[4]. AMD 社 の ゲーム 用 = 「 Radeon 」 |
2 | CAD 用 は シリーズ さえ 合っていれば、個別の 性能には うるさくないことが 多い ( 例 = NVIDIA + VRAM 4 G ) |
↑ 当然、その CAD の 「 推奨環境 」 を 要 確認 |
また CAD 用 の グラフィック ボード は、補助電源 不要 のものが 多い |
↑ 当然、その グラボ の 仕様を 要 確認 |
3 | ↓ 一方、ゲーム 用 の シリーズ は、まったく 状況が 異なる |
[1]. まず、普通は 補助電源 が 必要 = 電源ユニット の 容量 + 予備の 電源ケーブル が 必要 = その グラボの 最大 W 数 を、要 確認 ( = 大きく 電力を 消費する 機種が 多い )。 逆に 容量 さえ クリア されれば、 電源 ケーブル は 「 ふたまた or SATA 変換 」 でも いい。 |
↑ ちなみに CAD 用 筐体 は 電源ユニット の 容量が 小さめで、ゲーム 転用 には 厳しい 機種が 多い。 また、電源ケーブル なし の 専用 ユニット のこともある ( = 汎用 電源ユニット に 交換不可 )。 |
[2]. 次に、「 世代 + 性能 」 に よって 実動に 大きな 差が 出るため、グラボ の 機種に よって カバー できる ゲーム が 大きく 異なる |
↑ 「 GeForce 」 で 型式が 3 〜 4 桁 の 場合、「 下 2 桁 = 性能。 上 1 〜 2 桁 = 世代 」 を 示す |
↑ 「 下 2 桁 」 は、「 XX 60 」 か それ以上が 無難。 たとえば 古い 「 960 」 は、ひとつ 新しい世代の 「 1050 」 より はるかに 性能が 上 だった。 |
● グラボ 「 GeFroce 」 シリーズ の 選択 |
1 | 日本の 4 K / 8 K ( の 放送 + DVD ) が 60 FPS だから、解像度 「 1920 × 1080 ( = 1080 P = フル HD = フル ハイビジョン ) 」 で 「 60 FPS 」 が ( 余裕を 持って ) 維持できれば ( いちおう の ) 合格 だろう |
↑ ( 3D 映画 や スポーツ 用 カメラ ではなく ) ゲーム に 120 〜 240 FPS を 求める 「 ガチ 勢 」 も いるらしいが、それは ユーザ が 自分で ゲーミング PC + ゲーミング モニター ( = リフレッシュ レート が、高 Hz の モニタ ) を 買え |
たとえば FPS 好きの意見で、「 エイム 精度を 上げるには、144 FPS 以上 が 必要 」 と 聞いたことは あるが … ( = 「 以上 」 って、144 FPS でも 足りないことが あるのか … ) |
↑ ( あれ … ?。 Frames Per Second と First Person Shooter って、略語 同じ じゃねぇか。 紛らわしい … ! )。 |
( 2023.4. 現在 でも、人気が あるらしい ) FPS ゲーム 「 Apex Legends 」 って、ガチ 勢 は 「 144 FPS でも 足りない 」 らしい ( = 60 FPS 上限の PS 4 Pro どころか、120 FPS 上限の PS 5 でも 足りないじゃん …。 PC 版 で ゴツい グラボ 入れて、モニタも 144 FPS 以上 対応 でないと )。 |
2 | 当然、ゲーム によって 要求される 性能が 大きく 異なるので、そのゲーム 純正の ベンチマ で 実動 確認 させてくれたら、確実 |
↑ 逆に 純正 ベンチマ が ないなら、同じ ジャンル か 汎用 ベンチマ を 使うしか … ? ( = Steam 公式って、有料 みたいだね … ) |
ちなみに ゲーム 公式の 「 最低限 環境 」 って、まったく 当てにならないよね … |
3 | 格 ゲー と FPS ゲーム とを 比べたら、格 ゲー の ほうが 性能 控えめで カバー できる |
↓ 以下が 例 |
「 スト X 」 は 発売当時 ( = 2016 年 )、「 GTX 960 」 か 「 GTX 1060 」 が 推奨だった |
ただし、当時より 世代の 新しい 「 GTX 16XX 」 なら、性能 控えめの 「 GTX 1650 」 ( = 補助電 不要 バージョン あり )でも、充分に カバーできる ( = 純正 ベンチマ 確認で、解像度 1920 × 1080、平均 59.93 〜 59.97 FPS = 上限 60.00 FPS なので、合格 ) |
↑ 逆に 「 スト 6 」 ( = 2023 年 ) には、通用しなかった ( = 対戦画面 が スローモーション ) |
4 | 一方 FPS ゲーム は、グラフィック メモリ を 大量 に 消費する タイトル が 多いため、より 高性能が 求められる |
↑ 上記の 「 GTX 1650 」 は メモリ が 4 GB しか ないこともあり、現代 の FPS ゲーム ( ほとんど ) には 厳しいだろう |
ちなみに FPS ゲーム でも、家庭用 機 に 同タイトル が 発売される ものは、( 比較的 ) 仕様が 控えめ に 設定され、グラボも 家庭用 機 と 同等で カバーできることも ある ( = 特に、大手メーカ の タイトルは ) |
↑ 逆に 家庭用 機 の FPS に 不満で、PC 版 同 タイトル の 高 FPS を 求めて、PC に 流れてくる ユーザ も 多いが … |
一方、PC 専用 タイトル は、最初から 高 レート を 要求してくる 率が 高い |
● PS の GPU |
1 | PS 4 Pro = AMD : GCN Compute 911 MHz |
↑ 60 FPS に 上限設定。 ただし、ゲーム自体 が ( たとえば ) 30 FPS 上限 の タイトル も 多い。 |
↑ GeForce 「 GTX 1060 」、Radeon 「 RX 470 」、相当 |
2 | PS 5 = AMD : Radeon RDNA 2 - based grafhics engine |
↑ 120 FPS に 上限設定。 よって 144 FPS 以上を 求める、FPS ゲーム の ガチ 勢 には 足りない ( = だから、ガチ 勢 は ゲーミング PC に 流れるのか … ) |
↑ GeForce 「 RTX 2060 Super 」、「 RTX 2070 」、「 RTX 2080 」、相当 |
● 「 GeForce 」 の 結論 |
1 | ↓ ゲーム 用 は、以下で 決まりか ( = FPS ゲーム ガチ 勢 の ニーズ も 満たしつつ、価格 が 控えめ ) |
NVIDIA : GeForce : RTX 3060 Ti : 330 W |
↑ 現行 タイトル なら、最高画質 設定 にしても 「 必要 充分 」 の FPS が 叩き出せる = プレステ 5 以上 の 性能 |
↑ 価格は ( amazon で ざっと 見たら ) ¥ 57,000 〜 ¥ 570,000 |
↓ 同世代で 性能を 落とせば、価格 控えめ になる |
NVIDIA : GeForce : RTX 3060 ( 無印 ) : 280 W = RTX 2060 SUPER : 300 W と 同等 |
↑ ちなみに、ゲーム 性能は ( 比較すれば ) 劣るが、「 RTX 3060 Ti = VRAM : 8 GB 」 で 「 RTX 3060 ( 無印 ) = VRAM : 12 GB 」 なので、CAD 用 としては 「 RTX 3060 ( 無印 ) 」 ( = 比較すると 安い ) のほうが、逆に 優れる |
( お金が 余っているなら ) 3070 以上 や 4060 Ti 以上 の ほうが 性能 は 上だが、RTX 3060 Ti は 性能 と 金額 の バランス が 素晴らしい |
2 | もちろん 高 レート FPS を 求めるなら、( グラボ だけでなく ) モニタ も リフレッシュ レート が 高 Hz の 機種 が 必要 |
3 | あとは RTX 3060 Ti が、安定して 動作する 「 マザー + 電源ユニット + 筐体 」 が、必要 |
Lenovo の 「 Legion 」 シリーズ ( = ゲーミング PC + 直販 ) なんて いいかも |
↑ 「 ThinkStation 」 + 「 ThinkCentre 」 ( = IBM の 血筋 を引く、ワークステーション + CAD 用 ) は 「 静音 」 だったので、「 Legion 」 にも その 血筋が 引かれていないか、期待してしまう ( = シリーズ 名 が 「 Think ○○ 」 ではないので、まったく 別の 血筋かも しれないが ) |
↓ 実機 確認 で 「 Legion 」 の 1 機種は、Think シリーズ 以上 ( ! ) の 静音 だった = 「 静音 の ゲーミング PC 」 なんてものが、存在するとは … ! |
PC >機種別 資料 >Lenovo >Legion シリーズ > |
● CAD 用 の 過程 ● |
● CAD 用 ノート |
1 | Lenovo : ThinkPad ( = IBM の 血筋 ) に、価格 控えめの 「 NVIDIA GPU 」 がある |
↑ 例 = ThinkPad : P 50 = NVIDIA : Quadro M1000M |
↑ i 7 + 16 ギガ なので、( ストレージを intel 純製 SSD に 交換すれば )、3 次元 CAD には 充分だった |
2 | 逆に ゲーム 用 なら 「 同じ NVIDIA でも GeForce 」 だが、ゲーム 向きは まだ 見つけていない |
↑ デスクトップ と 違い、あとから グラボ のみ 交換が できないから、本来 ゲームは デスクトップ で やるべきだとは 思う |
● CAD 用 デスクトップ |
1 | ↓ 以下は まず、静音 なのが いい |
Lenovo : ThinkStation + ThinkCentre ( = IBM の 血筋 ) |
↑ 例 1 = P510 = Xeon + 最大 メモリ : 256 GB + PCIe : ×16 が 2 + M.2 PCIe 使うなら、要 「 FLEX アダプタ 」 ( = 今 純正は、入手不可 ?。 M.2 → PCIe x4 変換、するしかないかも ) |
↑ 例 2 = M910t = i 7 + M.2 PCIe が オンボード |
2 | ただし、( 上記 2 台 とも ) 「 電源ユニット の 容量が小さい + ケーブルなしの 専用ユニット 」 のため、ゲーム 転用 は 厳しい |
↑ 少なくとも グラボは 補助電 不要 の 機種しか 入らないので、限定される |
GeForce 「 GTX 1650 」 に、補助電 不要 の 機種があり、そこが ギリギリ か ( = ただし 1650 でも 普通は、要 補助電。 補助電 不要 の 省エネ仕様 は、実売が + 1 万円以上 高い ) |
↑ 「 スト X 」 ( = 2016 年 ) 用 純正 ベンチマ で、平均 59.93 〜 59.97 FPS ( = 上限 : 60.00 FPS ) なので、「 スト X 」 は 「 快適 」 で 合格。 逆に 「 スト 6 」 ( = 2023 年 ) は、対戦画面 が スローモーション = 不合格。 |
↑ また、メモリ が 4 GB しか ない。 FPS ゲーム ( = グラフィック メモリ を、大量 に くう タイトル が 多い ) だと、全般的に 厳しいだろう |
● デスクトップ の 過程 ● |
● 基本 |
↓ あとから 替えが利かない 以下は、初実装で 必須 |
CPU | i 7 か、それ以上 |
メモリ | 16 G か、それ以上の 「 容量 」 |
↑ 販売時の 「 実装 」 は、少なくて いい |
↓ あとから 交換が できる 部品も、迷いは ない |
ストレージ | あとから intel 製 SSD に 交換するので、むしろ 販売価格が 安い HDD で いい |
↑ 低温の M.2 NVMe を 見つけたので、M.2 NVMe ( = PCIe ) 対応 が よい |
CPU ファン | 「 うるさい + プッシュ ピン 」 など クソ 仕様 でも、あとから 交換できる |
↓ 悩むのが、以下 |
マザー | まず、スリム 筐体 には まともな グラボ が 装着できないので、除外 |
↑ この時点で 「 安定の 実績 + 個人的にも 好き 」 な 富士通 スリム が はずれてしまうので、いきなりの 未知数 に |
電源 | 高性能 グラボ ( = 特に、ゲーム 用 ) は、要 補助電源 + 大きく 電力消費 するので、電源ユニット に 容量 が 必要 |
容量 の 大きい ユニット は 体積も 大きくなるので、筐体自体の 大きさ も 必要 |
● マザー + 筐体 |
1 | 「 ゲーミング PC 」 を 名乗るものは 腐るほどあるが、「 ノーブランド + クソ 筐体 」 を 数えきれないほど 見てきたので、心理的 抵抗が 強い |
↑ 購入から あまり 期間を おかずに 修理依頼 してくるということは、「 安さが 最優先。 見せかけの スペックだけ 高くて、耐久力は 無視 ( = 特に マザーの 安定性 + 耐久力 を 無視 ) の 安物 」 なので、そんなものは クソ に 決まってはいるが … |
2 | やはり、Lenovo ( = ThinkStation + ThinkCentre = IBM の 血筋 の ワークステーション + CAD 用 ) か、hp compaq あたりで 収めるしか ないのか … |
↑ あっ、Lenovo に 「 Legion 」 ( = ゲーミング PC の シリーズ + 直販 ) が あんのかい … ! |
↑ TinkStation + ThinkCentre の 「 静音 」 は よかった。 「 Legion 」 にも 近いものを 期待する。 |