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( 2024.7.7. 更新 )





● 目次 ●
 BIOS + UEFI マルチ ( 試行中 )
 OS 選択画面 の 名前変更
 OS 選択画面 の デフォルトOS変更
 OS 選択画面 の 順番変更
 OS 選択画面 の タイムアウト時間 変更
 解除
 基本
 Win 7 + UEFI OS
 7 → XP の アクセス
 現場例
● 注意 ●
1 旧 OS → 新 OS の 順番で、マルチ ブート するのは 問題ない
 逆に、新 OS → 旧 OS の順番で やると、不安定になった
2   ↓ 現場例 = FK 工務店 様
[1]. 7 Pro 32bit を 10 アップグレードしたら、( 何度目かの 10 アップデート 後に ) 古い 32bit アプリが 動作不調になった
[2]. 10 Pro 32bit に 7 Pro 32bit を マルチし、7 側で 古い アプリを使用すれば 問題なし
[3]. ただし ( 用もないのに ) 10 を 起動すると、7 の 起動選択 自体が 出なくなったり、選択できても 起動できなくなったりと、不調が 起きまくり
[4]. 10 は 使用しないので、起動選択を 出さない 設定に変更して 解消
● 宿題 ●
 「 64 bit BIOS 」 を 「 MBR → GPT 変換 」 して、「 64 bit UEFI 」 に することは
 「 32 bit BIOS 」 を 「 MBR → GPT 変換 」 しても、「 32 bit UEFI 」 に することは 不可 ( = たぶん。 そもそも 起動 しない )
 では、「 32 bit BIOS + 64 bit BIOS 」 の マルチ は … ?
   ↑ 「 32 bit BIOS 」 は データ パーティション に 格下げ として、「 64 bit UEFI 」 は OS 起動 できるのか … ?




● BIOS + UEFI マルチ ●
● 大前提
 ひとつの ディスク 上 に BIOS OS ( = MBR フォーマット ) と UEFI OS ( = GPT フォーマット ) とは、両立 不可
 つまり 最小限 でも、OS を インスト する ディスク が 2つ
 ノート なら 光学 を つぶして 「 光学 → 2.5 マウンタ 」 で、 内蔵 ストレージ を 2つに
● 試行例
 Win 10 32 bit BIOS + Win 11 64 bit UEFI
 BIOS OS + BIOS OS のように 選択 メニュー が 出ずに、UEFI OS が 起動する
   ↑ 起動時 に F12 から 起動 ディスク を 選択 すれば、 どちらの OS も 起動可
● 予想
 完全な マルチ ブート は 不可 … ?
   ↓ 以下 が 限界 か … ?
 原則 UEFI OS + 手動で 起動 ディスク を 選択する 「 隠し 部屋 」 として、 BIOS OS も 丸ごと 維持 は できる



● 過程
   ↓ bcdboot で 設定 すれば、選択 メニュー は 出る
 bcdboot ○:\Windows /l ja-JP
   ↑ ○ = BIOS OS の ドライブ
 しかし BIOS OS は、 起動不可 ( = 0xc0000359 )
 path を 編集 しても、変化 なし
   ↑ ネット で、「 Win 8 UEFI + Win 7 Pro 32 bit BIOS なら、できたよ 」 という ネタ は 見たが …




● OS選択画面の 名前変更 ●
● 基本
1Vista 以降は コマンド・プロンプトで設定する
● 手順
1コマンド プロンプト を起動する
 ↑ Win + R → cmd
2bcdedit(スペース)/v
3行 「 description 」 で、現在の名前を確認する
4  ↓ 値 「 identifier 」 を、クリップ・ボードにコピーする
[1]. 任意の場所で 右クリック
[2]. [ 範囲選択 ]
[3]. 「 { 」 から 「 } 」 までを ドラッグ
[4]. 任意の場所で 右クリック
[5]. [ コピー ]をしなくても これでコピーされた
5 ↓ 以下のコマンドを 打つ
bcdedit(スペース)/set(スペース) ( identifierの値を 右クリックから貼り付け )(スペース) description(スペース)"( 変更後の名前 )"
6キー [ Enter ]
7bcdedit(スペース)/v、で内容を確認




● OS選択画面の デフォルトOS変更 ●
● 手順 [ 1 ] ( Vista以降側で、操作する場合 )
1システムのプロパティを、表示する
Win+R,sysdm.cpl
2上[詳細設定]
3下のほう[起動と回復]の、[設定]
4上[既定のオペレーティングシステム]で、OSを選択
5右下[OK]
● 手順 [ 2 ] ( XP側で、操作する場合 )
(XP・Home→7Proも、可だった)
1 コマンド・プロンプトを、起動する
Win+R,cmd
2 Vista以降がインストされた、ドライブに移動する
(ドライブ名):
3 フォルダ[system32]に、移動する
cd(スペース)\windows\system32
4 各OSの、「identifier」を確認する
bcdedit(スペース)/v
5 以下のコマンドを、入力する
bcdedit(スペース)/default(スペース)
6 優先起動したいOSの、「identifier」の値を、コピー&ペースト
@任意の場所で、右クリック
A[範囲選択]
B「{」から「}」までを、ドラッグ
C[コピー]をしなくても、これでコピーされた
Dコマンドラインの最後に、右クリック(2回)から貼り付け
7Enter
8 エラーで操作できない機種も、bcdedit.exeを、以下にコピーしたらできた
(XPの)C:
\Windows
\System32
 ↑ただし、Vista以降側が64bitだと、(XP:32bitでは)、不可
 ↑別32bit機種から、bcdedit.exeをコピーすれば、可




● OS選択画面の、順番変更 ●
1コマンド・プロンプトを、起動する
Win+R、cmd
2bcdedit(スペース)/v
各OSの、「identifier」を表示する
3 以下のコマンドを、入力する
bcdedit(スペース)/displayorder(スペース)
4 上にしたいOSの、「identifier」の値を、コピー&ペースト
@任意の場所で、右クリック
A[範囲選択]
B「{」から「}」までを、ドラッグ
C[コピー]をしなくても、これでコピーされた
Dコマンドラインの最後に、右クリック(2回)から貼り付け
5スペース
6続けて、下にしたいOSの、「identifier」の値を、コピー&ペースト
7Enter
8bcdedit(スペース)/v
再起動試験の前に、順番が変わっているかを確認




● OS選択画面の、タイムアウト時間変更 ●
1bcdedit(スペース)/timeout(スペース)(秒数)




● 解除 ●
 XP + 7で、XPのパーティションを削除
 XPのパーティションは残してもいいが、選択肢に出さない



● XP + 7 で、XP の パーティション を 削除 ●
● 環境
1 内蔵 ストレージ = 1 台
2 既存 = XP
 後方 の ( もと ) 空き 領域 = 7
3 XP が 不要になったので、7 のみ にする
● 必要なもの
1 7 の OS・CD
● 手順
 7 の OS・CD で 起動する
   ↑ HDD上の7が起動可なら、手順[8]までは、起動時のOS選択画面で、7に合わせて、[F8]でも可
 [ コンピュータ を 修復する ] から、[ コマンド プロンプト ]
   ↓ C ( = XP ) にある、bootmgr を D ( = 7 ) に コピー
 xcopy(スペース)c:\bootmgr(スペース)d:\(スペース)/h(スペース)/x(スペース)/o
   ↓ C ( = XP ) を フォーマット
 format(スペース)c:(スペース)/q(スペース)/fs:ntfs
   ↓ C ( = もと XP ) を、非 アクティブ にする
 diskpart
 select(スペース)volume(スペース)C
 remove
   ↓ D ( = 7 ) を アクティブ にする
 select(スペース)volume(スペース)D
 active
   ↓ diskpart を 終了する
 exit
   ↓ コマンド プロンプト を 終了する
 exit
 7 の OS・CD で 起動する
10 [ コンピュータ を 修復する ]
11 [ システム 回復 オプション ] の 「 スタートアップ オプション に 問題が 見つかりました 」 が 開いたら、[ 修復して 再起動する ]
12 再度、7 の OS・CD で 起動する
13 [ コンピュータ を 修復する ] から、[ スタートアップ 修復 ]



● XPのパーティションは残してもいいが、選択肢に出さない ●
● 基本
10秒スキップが、いちばん手軽
● 手順
17を、起動する
2 [システムのプロパティ]を、起動する
Win+R、sysdm.cpl
3上[詳細設定]
4右下[起動と回復]の、[設定]
5上[既定のオペーレーティング システム]で、「〜7」を選択
6[オペレーティング システムの一覧を表示する時間]を、「0」
7下[OK]




● 基本 ●
● パーティション の 数
1BIOS = パーティションが 最大で 4 つ
既存で 4 つある場合、いずれかを削除しないと マルチ ブートも 不可
2 ↓ 以下が 成功例
富士通 : D551/DX ( 7 デスク ) = 既存 : 4パーティション
HD革命 5で処理時、先頭の 「 回復パーティション 」 ( = 20 G 前後もあったので、たぶん リカバリ領域 ) を ふくまずに ディスク コピー
クローン先 = 正常起動
その後 デュアル ブートも 成功
3別 OSの入っているパーティションは、システム復元の対象から はずす
 ↑ お互いに
特に XP → 7 で、悪影響が 出やすい気がする
● BIOS + UEFI
1BIOS + UEFI 両対応マザーの場合、10 や 7 64bit のインストメディアで起動すると、( 勝手に ) UEFI モードで起動することが 多い
 ↑ 既存 OS が BIOS モード ( = MBR モード ) の場合、「 MBR パーティション テーブルがあります。 EFI システムでは、GPT ディスクのみに 〜 」 で インスト 不可
 ↓ よって 自動起動ではなく、( 手動で ) 起動選択をする
起動選択 ( = 富士通 製なら 電源 オン 後に [ F12 ] ) → インストメディアを 選択 → BIOS モードか UEFI モードかを 選択
2  ↓ マザー が BIOS + UEFI 両対応でも、BIOS OS + UEFI OS の デュアル ブート は 不可
[1]. BIOS OS を インスト するには、MBR フォーマット が 必須。 MRB フォーマット すると、UEFI OS が 入らない。
[2]. UEFI OS を インスト するには、GPT フォーマット が 必須。 GPT フォーマット すると、BIOS OS が 入らない。
  ↑ Win 10 + Win 7 64bit は、BIOS + UFFI 両対応。 それ以外の OS は、どちらか 片方のみ。




● Win 7 + UEFI OS ●
● 基本
1同じ 内蔵 ストレージ 上に、BIOS OS ( = MBR フォーマット ) と UEFI OS ( = GPT フォーマット ) とは 両立 不可
 ↑ ストレージ を 2 つに 分ければ、BIOS OS と UEFI OS の 両立 が 可 かも ( = 試してない )
2Win 7 64 bit は、BIOS + UEFI 両 対応
 ↑ すでに UEFI モード で インスト されていれば、( 同じ ストレージ 上で ) UEFI OS と マルチ ブート できる
 ↑ 逆に 既存 が BIOS モード だと、まっ白に しないと UEFI に 切り替わらないと 思う
ひとつの 判別方法 として、( compmgmt.msc で ) 先頭に EFI の パーティション が、あるか ないか
3既存 が BIOS OS なら、Win 10 は BIOS + UEFI 両 対応 なので、Win 10 BIOS モード との マルチ ブート が 無難か
 ↑ のちに 「 要 UEFI モード 」 に なっても、( 64 bit なら、中身を 維持したまま ) MBR → GPT 変換 できる
● 機種 別
1 ↓ 富士通 の BIOS + UEFI 両対応 機種 ( = 公式 で Win 7 + Win 8.1 以上 両対応、の 機種 )
[1]. BIOS 設定 で、「 互換 サポート 」 を 「 あり 」 に
[2]. Win 7 64 bit が 新規 インストール なら、インスト 時 BIOS か UEFI の 選択肢が 出るので、UEFI で 進める




● 7 → XPのアクセス ●
● 基本
17のデスクトップ画面に、[XPのマイドキュメント]、[XPのデスクトップ]などのショートカットを作成すると、使いやすい
2ただし、7側からアクセス不可の場合もあるので、以下の手順で調整した
● 手順
1XP側を起動する
2該当のフォルダを、右クリック
3[共有とセキュリティ]
4上[セキュリティ]
5[グループ名またはユーザー名]の一覧に、「Administrator」がなかったら、操作を続ける
6その欄の下[追加]
7欄[選択するオブジェクト名を〜]に、以下を入力
Administrator
6右下[OK]
7[Administrator]をクリック
8下の欄[Administratorのアクセス許可]で、以下にチェック
[フルコントロール]
9下[OK]




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