PC >各種操作 >その他 >フロッピー を、2HC モードで フォーマットする >

( 2022.11.23. 更新 )





● 基本 ●
1 ↓ フロッピーは ( 古い順に )、以下の 3 つの 規格がある
2 DD モード = 740 K
2 HC モード = 1.2 M
2 HD モード = 1.44 M
23 つの モード に 対応した、フロッピー ディスク や フロッピー ドライブ を 「 3 モード 」 と 呼ぶ
3ディスク の 仕様が 「 3 モード 」 対応 だとしても、( システム 側が古いと ) まずは そのシステムに 合わせた フォーマットを しないと、正常動作しない
 ↑ 例 = NEC : PC-9800 時代の フロッピーは、2 HC。 2 HD 仕様 ( = Windows 用 ) フォーマットされた フロッピーは、動作しない
● 2 HC モード に フォーマットする 手順 ●
1Windows 8.1 + 8 で 操作する
 ↑ Windows 10 も 古いバージョンなら 操作可 だが、現行 バージョン は 不可
 ↑ Win 10 の 画面上 だと フォーマット は 正常終了 するが、フロッピー を 実動させると 正常動作 しない
2 ↓ ( 通常の コマンド プロンプト では、操作不可 なので )、以下を 起動する
C :
¥ Windows
¥ SysWOW64
¥ cmd.exe
3 ↓ 現状の フォーマットを 確認する
chkdsk(スペース)a :
 ↑ フロッピー ドライブ が a : の 場合
 ↓ 以下 ならば、2 HC ではなく 2 HD
項目 [ アロケーション ユニット サイズ ] が、 「 512 バイト 」
項目 [ 全 ディスク 領域 ] が、 「 1,457,664 バイト 」
4 ↓ 2 HC 仕様に、フォーマット し直す
format(スペース)a :(スペース)/ f : 1232(スペース)/ u
 ↑ 「 1232 」 = フォーマット サイズ。 「 1232k、1232kb、1.23、1.23m、1.23mb 」 も 同じ
 ↑ 「 / u 」  = 指定しないと、既存の アロケーション テーブル と ルート ディレクトリ とが 残る
5 ↓ フォーマット 完了したら、確認をする
chkdsk(スペース)a :
 ↓ 以下 ならば、2 HC に フォーマット された
項目 [ アロケーション ユニット サイズ ] が、 「 1,024 バイト 」
項目 [ 全 ディスク 領域 ] が、 「 1,250,304 バイト 」
● 備考 ●
1NEC : PC-9800 と 同世代の、東芝 : J-3100 ( = 初代 Dynabook ) は、同じ 2HC でも 仕様が 異なる
2フォーマット サイズ が 「 1200 」
 ↑ 「 1200k、1200kb、1.2、1.2m、1.2mb 」 も 同じ
3 ↓ フォーマット後も 異なる
項目 [ アロケーション ユニット サイズ ] が 「 512 バイト 」 で、項目 [ 全 ディスク 領域 ] が 「 1,213,952 バイト 」




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