● ゲーム実況 ● |
● 基本 |
1 | (YouTuberの定番である)ゲーム実況は、[1]. ゲーム専用機を実況するのか、[2]. PCゲームも実況するのか、で天と地の差があります |
● [1]. 「 ゲーム専用機を実況する 」 の場合 |
1 | 「 ゲームの処理 = ゲーム専用機 」、「 録画 = PC 」で、完全に役割分担するため、PCはそれほどスペックが高くなくても、大丈夫です |
● [2]. 「 PCゲームも実況する 」 の場合 |
1 | 特に、「 オンライン3Dゲーム 」は、とんでもなく重い負荷がかかり、(もともとPCは、ゲーム処理に不向きのため)、かなりの高いスペックを要求されます |
↑ 「 ゲーム専用機 」(= ゲームのグラフィック処理に特化し、しかも性能のわりには、格安の値段で売られている)と、「 PC 」(= 用途が多岐)とは、まったくの別ものです |
2 | 1台のPCで、「 (3D)ゲームの処理 + 録画 」をまかなうには、とんでもなく高いスペックが必要です |
↑ 「 低画質で、動きがカクカクでもかまわない 」というなら話は別ですが、それではとても、人気YouTuberにはなれないでしょう |
↑ 現実的には、「 ゲームの処理 = スペックの高いPC 」、「 録画 = スペックが普通のPC 」で、2台のPCを使う、役割分担になると思います |
● 備考 |
1 | ゲームを録画する場合、「 ゲーム機 → キャプチャー機 → PC 」の順番でつなげます |
↑ 「 キャプチャー機 」の購入が、別途に必要です |
↑ (大型の)デスクトップPCなら、内蔵する「 キャプチャー基板 」も可能ですが、外づけの「 キャプチャー機 」のほうが、選択肢は多いです |
● 結論 ● |
● 選択肢 |
1 | 「 PCで、オンライン3Dゲームをするか、しないか 」で、大きな差が出ます |
↑ 「 する 」なら、グラフィック回路に、「 NVIDIA社の、GeForce 」が必要です |
↑ 「 しない 」なら、「 CPU 」(= メインの心臓)に内蔵している、「 GPU 」(= グラフィック専用の心臓)、すなわち、「 intel社の、intel・HD 」で、充分です |
● 各項目 |
CPU | 「 Core i7 」で、充分です |
↑ CPUの「 世代 」は、(体感でわかるほどには、差が出ないので)、気にしなくていいでしょう |
↑ 「 Core i9 」のほうが、処理速度は高いですが、その分、ものすごく熱くなるので、(それこそ、新品のときから)、熱伝導材を交換しないと、短期間で回路が焼け切れるかもしれません |
メモリ | 最小限で「 8ギガ 」。 理想は「 16ギガ 」 |
↑ 最初から搭載していなくても、「 マザーボード 」に、16ギガを受けつける容量があるなら、あとから自分で買って足してもいいです |
↑ メモリはメーカーによって、あまり性能の差がありません |
内蔵ストレージ | 従来の「 HDD 」(= ハード・ディスク)では、(話にならないほど)、動きが重いですから、「 SSD 」は必須です |
↑ ただし、「 SSD 」はメーカーによって、速さ + 寿命に、かなりの差が出ます |
↑ 当然、「 intel製 」がベストですが、購入時に、メーカー選択はできないケースが多いでしょう |
ちなみに、「 Optane 」( オプテイン )という単語が出たら、それは「 補助用 」のSSDです(← 普通は) |
↑ 「 HDD 」を補助して、「 SSD 」に近い速さを「 目指す 」ケースが多いですが、その場合は結局、メインは「 HDD 」ですから、NGです |
↑ 補助は(あっても、なくても)どうでもいいので、メインのストレージを「 SSD 」にすることが、必須です(← できるかぎり、intel製の) |
↑ 「 Optane 」も、intel製の「 SSD 」(= 3D Xpoint = スリーディー・クロスポイント )ですから、メインにするなら問題ありませんが、金額が高いです(← 流通が少ないので) |
↑ intel製の、普通の「 SSD 」(= 3D NAND = スリーディー・ナンド )で、充分です |
● 備考 |
↓ 「 金額が安く + 性能がよく + 寿命が長い 」の3つを、両立させるなら、以下がベストかもしれません |
1 | 必須条件 = 「 CPUが、Core i7 」で「 メモリは、16ギガ(の容量がある) 」を満たす機種を、なるべく安く買う |
↑ BTOの新品なら、内蔵ストレージをあえて、「 HDD 」で、しかも容量が小さいものを選択するとか |
↑ あるいは、(とりあえず、GeForceは捨てるなら)、ヤフオクの中古で、富士通製の業務シリーズを落札するとか |
2 | その後プロが、[1]. 内蔵ストレージを「 SSD 」(= intel製)に交換し、[2]. 「 CPU 」と「 GPU 」の熱伝導材を、(新品以上のものに)交換する |
↑ 「 マザーボード 」の規格が、「 SATA 」(= シリアル・エーティ-エー)なのか、「 M.2 」(= エムドット・ツー)なのかで、金額が異なります |
3 | ↓ あるいはご自分で、熱伝導材の交換に挑戦するなら、以下にしてください |
「 Ainex : HT−04 」、あるいは、「 Ainex : HT−10 」 |
↑ グリスは、(どんな高価なものでも)、短期間で劣化するので、NGです |
↑ また、「 CPU 」も「 GPU 」も、静電気のバチッをやると、一発で死にますので、要注意です |