パソコン>保守作業>HDD負担の軽減>

(2010年5月25日更新)





<目次>
1基本
2仮想メモリの移行
3インターネット一時ファイルの移行
4一時ファイルの移行
5マイドキュメントの移行




1.基本
1ハードディスクは寿命が短い部品だが、特に、メモリ不足のPCは、負担がかかりやすい
2一時ファイル関連を、Dドライブに移行して、Cドライブ(=OSがあるドライブ)の負担を減らす
3以下は、移行可能
仮想メモリ
=メモリ容量不足時に、利用される領域
インターネット一時ファイル
=Webページの内容を、保存する領域
一時ファイル
=プログラムのインストールや、作業時に、利用される領域
マイドキュメントも可
→Cドライブの容量を圧迫している場合など
2.仮想メモリの移行
1システムのプロパティ、を表示する
スタート、ファイル名を指定して実行、sysdm.cpl
2上[詳細設定]
3右上[設定]
4上[詳細設定]
5右下[変更]
6ドライブ[C:]、が選択されているのを確認
左[ページングファイルなし]、にチェック
7右[設定]
8ドライブ[D:]、を選択
9左[システム管理サイズ]、にチェック
10右[設定]
11下[OK]
12再起動が要求されたら、再起動
3.インターネット一時ファイルの移行
1Dドライブに、移行先となる任意のフォルダを作成
例:[Temporary Internet Files]
2インターネットのプロパティ、を表示する
スタート、ファイル名を指定して実行、inetcpl.cpl
3右[設定]
4左下[フォルダの移動]
5操作[1]で、作成したフォルダを選択
6[OK]X2
7ログオフが要求されたら、ログオフする
8操作[1]で作成したフォルダを、隠しファイルにする
右クリック→プロパティ→[隠しファイル]にチェック→OK
4.一時ファイルの移行
1Dドライブに、一時ファイルの移行先となる任意のフォルダを作成
例:[Temp]
2システムのプロパティ、を表示する
スタート、ファイル名を指定して実行、sysdm.cpl
3上[詳細設定]
4下[環境変数]
5変数[TEMP]を選択して、[編集]
6[変数値]、を以下に変更
D:\(操作[1]で作成したフォルダ名)
7[OK]
8変数[TMP]を選択して、[編集]
9[変数値]、を以下に変更
D:\(操作[1]で作成したフォルダ名)
10[OK]X3
11操作[1]で作成したフォルダを、隠しファイルにする
右クリック→プロパティ→[隠しファイル]にチェック→OK
5.マイドキュメントの移行
1Dドライブに、マイドキュメントの移行先となる任意のフォルダを作成
例:My Documents
2マイドキュメントの、プロパティを表示
スタート、[マイドキュメント]を右クリック
3[移動]
4操作[1]で作成したフォルダを選択
5[OK]X2
6移動の確認が聞かれたら、[はい]




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