PC>アプリ>保守用ツール>HDD Regenerator>試行例>FT精工様:KG市>
(2018.10.14.更新)
●環境● | |
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1 | HGST:HTS545050A7E680:500G |
2 | Win10 |
●症状● | |
↓Regeneした反応が、今まででもっとも、バラエティーに富んでいた | |
↓不良セクタが3万超え(=歴代最高)なので、途中で総数のカウントをやめた | |
1 | 表示「REGENERATING」が数秒続いて、Regeneされる(=いちばん普通) |
↑数千 | |
2 | 表示「REGENERATING」が表示するのも見えず、一瞬でRegeneされる |
↑こんな症状、初めて見た | |
↑数千 | |
3 | 表示「REGENERATING」が2分ほど続いて、BADセクタが残る |
↑数千 | |
4 | 表示「not ready」で処理が停止したので、再起動後に同じセクタから始めると、Regeneされる |
↑100未満 | |
5 | 表示「not ready」で処理が停止したので、再起動後に同じセクタから始めるが、再度、「not ready」停止する |
↑10〜20 | |
6 | カウンターは不規則に進むが、逆に、Delayセクタとして判別されない |
↑大量+不規則に出現 | |
↑実は、この「100セクタぐらいずつ、不規則にスキップされる」ような症状が、最も異常な動作で、(正常に)、処理されていない | |
↑同じ場所=たとえば、0M地点からの開始でも、「1セクタずつ正常に処理される」ときと、「100セクタずつぐらい、スキップされる」ときの、両方の症状が出る | |
●処置● | |
1 | (初めて)、1セクタごとの強制リペアを、試す |
↑「大切なデータが入っているなら、推奨されない」の、警告が出る | |
↑膨大な時間がかかるので、「過熱による追加障害」の、可能性があるからだろう | |
↑最初から、HDDの冷却をしながら、処理を行っているので、最善は尽くしている | |
↑そして、(もちろん)、465G全部を通すわけではなく、(特に)、序盤の不良セクタの集中地帯をクリアするのが、目的 | |
↑少なくとも「安定して、HDD認識」、できれば「安定して、パーティション構成を認識」まで、持っていければ | |
2 | 1か月以上処理をかけて、Bが3万超え |
↑この場所に、重要な情報があるのか | |
↑Regene以外では、認識不可 | |
3 | あきらめた |
●過程● | |
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1 | 8G終盤〜11G中盤の、大量のBADセクタのエリアが、クローン時にどう影響するか |
↑「not ready」停止しないのは楽だが、1セクタに2分もかかるうえに、1千以上もあるので、ものすごい時間がかかる | |
↑HDDスロットのフタを開け、USBファンを当てながらやっているが、正解だった | |
↑序盤、ファンを当てないで作業をしたら、HDDが、触り続けられないほどに、熱くなっていた | |
2 | 途中で数えるのをやめたが、終わった時には、不良セクタ=1万超え=初、になるかも |
お目当てのデータが、抜ければ問題ないのだが | |
3 | 大量のBADが出るエリアで、正常に動作しているか心配になったので、途中で再起動 |
序盤で、「不安定なカウンター進行」、「途中で、リペアされたセクタが再ヒットして、Regene」など、正常に動作しているようだ | |
中断したセクタに戻ったら、2分点滅→Bで残る、の連続が、同じように再開した | |
4 | リペア不可のBADが、合計1,500を超えたので、再起動から、やり直してみる |
カツカツ音が、出始めた | |
5 | 12G、13G、14G〜24Gまで、開始位置を変えてみたが、どこに行ってもリペア不可のBADあり |
↑数百Mぐらいは、正常カウントするエリアもあるが | |
さらには、今までは、「たまに再ヒットする」だけだった、150Mあたりで、リペア不可のBAD発生 | |
もはや、完全Regeneは、あきらめるしかないか | |
6 | Ubuntu 10.10は、アクセス不可 |
内蔵=Ubuntuが起動できない | |
外付け=認識しない | |
7 | [PC INSPECTOR]では、障害HDDを認識したり、しなかったり |
認識しても、論理ドライブは、見えないようだ | |
↑障害によるものなのか、UEFIは未対応なのか | |
8 | HD革命5.06では、内蔵すると、ディスク起動できない |
UEFI機に外付けしたら、何度目かの再起動後に、compmgmt.mscでのみ、パーティションの構成が見えるようになった | |
↑ローカルディスク[C:]相当のパーティションは、「RAW」ではあるが | |
9 | そのまま、[ディスククローンツール]を走らせるが、ドライブの情報を取得する窓から、先に進まない |
障害HDDの通電を切ったら、コピー元、コピー先を選択する画面に、進んだ | |
↑障害HDDも、表示している | |
そこであらためて、障害HDDの電源を入れ、コピー元として処理を進めたら、進んだ | |
定期的にカツカツ音はするし、処理も(当然)遅いが、進んでいる | |
10 | 全セクタ=976,773,167=約1,000,000,000=10億セクタ=465.76GB |
@途中経過で見た、5XX,XXXセクタ=0.05%=約200MBまでは、定期的な"カツカツ"音と、かなりの時間がかかって、「セクター読み込みエラー」が、カウントされた | |
↑残り時間=約90日が表示しているが、変化しないので、途中でバグったかも | |
A次の途中経過で見た、9XX,XXXセクタ=0.09%=約360MBでは、"カツカツ"音なしで、「セクター読み込みエラー」が、どんどんカウントされていく | |
↑たまに、「クローン中のセクター」も、カウントが増えていくので、誤作動ではないようだ | |
↑「セクター読み込みエラー」のカウントは、1秒=3カウントぐらい | |
↑(仮に)、同じペースが維持されたとしたら、残り時間=約3,700日=約10年 | |
11 | 途中で、障害HDDがWindowsで認識しなくなったようで、compmgmt.mscから、表示が消えている |
↑HD革命の処理は続いているが | |
↑Windowsの認識がなくなったのと、HD革命の処理が速くなったのは、もしかすると、タイミングが一緒…? | |
12 | クローン先HDDも、熱を持ってきたので、そちらにも、USBファンを当てた |
障害HDDには、もともとUSBファンを当てているので、冷却対策は、これで充分だろう | |
13 | 0.13%=520MB地点でも、相変わらず、[セクター読み込みエラー]のカウントが、グングン増えていく |
途中経過で、一喜一憂しても仕方ないが、クローン先で、データが見えるようになればいいのだが… | |
しかし、いつまでこの遅いペースが続くのか | |
Regeneで手こずり始めた、8G地点以降ならまだしも、まだ、520MB地点だが… | |
14 | 3晩通しても、0.15%=600MB程度だと、不安になってくる |
しかも相変わらず、[セクター読み込みエラー]が、グングン増えてるし | |
↑「増える」と言うより、今までは、「ほとんどが読み込み不可セクタで、たまに、読めるセクタがある」が、正確 | |
1%=4.65Gまでは、様子を見てみるか… | |
15 | 完全復旧させるなら、Regeneが先だが、完全復旧が無理な場合は、むしろ、劣化が進むので、早めにクローンがいいのか…? |
しかし、認識にも苦労するようでは、やはり、ある程度は、Regeneしないと、始まらないだろうし… | |
16 | 2週間、通しても、100セクタに1セクタだけ、クローンされるようなカウントが、変わらない |
↑200セクタに1セクタだけ、の場合もあり | |
2週間、通しても、1%に達しないので、中断 | |
17 | AMI筐体に入れて、Regeneを再開 |
カツカツ音がしない | |
1セクタごとの、強制リペアを、(初めて)、選択 | |
18 | 以下の2つの症状がある |
@1秒で2セクタぐらいのカウント | |
↑たぶん、これが正常 | |
A100セクタずつぐらいスキップされるような、不規則的なカウント | |
↑2週間で打ち切った、ディスククローン時に、似ている | |
↑たぶん、まともには処理されていない | |
↑同じ場所=たとえば、0M地点でも、正常カウントとスキップの、両方の症状が出る | |
19 | 1セクタごとの強制Regeneだと、通常のスキャンでヒットしないBadセクタが見つかり、Regeneされる |
相変わらず、Repairは多いが、Badは、もっと多い | |
150M以降に、不良セクタの集中地帯が始まるが、R:Bの割合が、3:5ぐらい | |
20 | 今のところ、スキップ症状が出ないので、このままずっと、走らせておこう |
その間に、中古の同型を購入+リカバリ・メディアを作成して、まっさらPCとして、先に仮納品する段取りで | |
21 | 465Gの全部を、Regeneする必要はないんだ |
せめて、「安定して認識+安定してドライブ表示が出る」、まで持っていければ | |
すると、4.6G=1/100、が目安か…? | |
↑スキップ症状に、気をつけながら | |
22 | 3週間弱、かけっぱなしだが、スキップ症状は出ていない |
それにしても、大量の不良セクタ | |
ふと見た、180M地点で、B:13,873+R:1,810 | |
23 | 185Mb地点に、大量のB |
↑スキップ症状は、出ていないが | |
B:25,161+R:2,117←380,529sect | |
24 | 185Mb地点、380,764sect |
B:25,396,R:2117、で中断 | |
25 | 190Mbで、すぐにBカウント |
1,000Mbで、すぐにBカウント | |
5,000Mbで、すぐにBカウント | |
26 | 起動時、PCメーカのロゴで、カチカチ |
その後、SMART警告 | |
27 | 内蔵+Ubuntu10.10=起動不可 |
↑Ubuntuのロゴのところで、カチカチ | |
28 | 内蔵+Ubuntu14.04:64bit |
だいぶカチカチするが、光学読み取りの音もするので、待っていたら、「Ubuntuを試す」が出て、起動できた | |
しかし、内蔵HDDは認識していない | |
↑Ubuntu起動後も、ずっとカチカチ | |
29 | XPに外付けすると、カチカチしない |
compmgmt.mscを走らせても、すぐに「GPT正常」が出る | |
ファイルナルデータ9.0で、「正常に認識できない場合」を試す | |
一晩、走らせて、「応答なし」が変化なし |