PC >障害例 >OS 関連 >10 + 8 >右クリック すると、explorer が 再起動する >

( 2022.12.18. 更新 )





● 現場 ●
1NS 自動車 様 : KG市
2JK 医院 様 : KG市
● 環境 ●
1Win 7 Pro 32bit を、10 アップ直後から 症状が 発生
 ↑ 逆に、Win 7 時には 症状なし
● 症状 ●
1ファイル や フォルダ を 右クリックすると 画面が 単色 で 染まり、表示が リセットされる ( = 当然、作業は 中断される )
数秒で 表示は戻るが、タスクバーの 右下 アイコン が 「 なし から 左に 増えていく 」 様子は、再起動後 に 似ている
デスクトップ画面の 空いている 場所を 右クリックした 場合は、症状が 出ない
2右クリックだけで 症状が 起こることもあれば、コンテキスト メニュー から ( 名前変更 などの ) 作業を完了後に、症状が 起こることもある
3eventvwr.msc の 「 Windows ログ → Application 」 には、explorer.exe の エラーが 記録されている
4セーフモード 起動だと、症状は 出ない
msconfig から MS 以外を 全 読込みなし、で 起動しても 症状が出る
● 原因 ●
1コンテキスト メニュー に ( アンインストール 済み ) アプリ の 残データ が あり、それによる 悪影響 ( = コンテキスト メニュー に 表示は なし )
 ↑ 2 件の 現場とも、AVG 関連だった
 ↑ 10 アップグレード 直前 に、アンインストール したもの ( = セキュリティ アプリ が、アップグレードを 邪魔することが あるため )
● 処置 ●
1regedit で 残データ を、手動削除する
● 手順 ●
1レジスリ エディタ を 起動する
 ↑ Win + R → regedit
2該当の キー を開き、その下に 明らかに不要な キー があれば、右クリック から 削除する
よくわからない キー は、その 右欄で 値のデータを 開き、先頭に 「 − 」 を 挿入すれば 無効に 変更される
● 該当 キー ●
● ファイル の 右クリック
HKEY_CLASSES_ROOT
¥ *
¥ shellex
¥ ContextMenuHandlers
 ↓ バージョン によっては、場所が違う
HKEY_CLASSES_ROOT
¥ *
¥ shell
 ↓ さらに 別バージョン もある
HKEY_CLASSES_ROOT
¥ AllfileSystemObjects
¥ ShellEx
¥ ContextMenuHandlers
● フォルダ の 右クリック
HKEY_CLASSES_ROOT
¥ Folder
¥ shellex
¥ ContextMenuHandlers
 ↓ バージョン によっては、場所が違う
HKEY_CLASSES_ROOT
¥ Directory
¥ shell
● デスクトップ画面 の 右クリック
HKEY_CLASSES_ROOT
¥ Directory
¥ Background
¥ shellex
¥ ContextMenuHandlers
 ↓ バージョン によっては、場所が違う
HKEY_CLASSES_ROOT
¥ Directory
¥ Background
¥ shell




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