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( 2021.5.11.更新 )





● 現場 ●
1PO光学様 : TB市
● 機種 ●
1LS-WV2.OTL/R1
 ↑ 2Tを RAID 1
● 症状 ●
1ユーザ申告 「 ショートカットを作成している、Excelファイル ( = 先週末に 最終アクセス ) が アクセス不能 」
 ↑実際 共有フォルダ上にファイルはなく、trashboxにもない
 ↑ trashboxには、Excelが自動作成する一時ファイルもない
2DISK 1 の、共有フォルダ上に残っているファイルをいくつか開いたら、ちょうど1年ほど 古くなっている
 ↑ 12月末までの集計をしてあるのに、8月でデータが終わっている
3DISK 2 = 障害発生中
 ↑カツン、カツン
● 原因 ●
12015.10. の障害時には原因不明だったが、2021.5. に二代目 ( = Buffalo : LS420D ) も不調になったので、三代目に交換するさいに原因の予想がついた
2  ↓不調になった二代目は、以下の症状だった
[ 1 ]. 筐体の正面に、赤ランプがついている
[ 2 ]. 不安定だが、ファイル更新はできる
[ 3 ]. DISK 1 は、ファイルの更新が1か月ぐらい前で止まっている
[ 4 ]. 一方、DISK 2 には最新のファイルがあるので、ユーザが ( 無意識に ) アクセスしているのは、DISK 2 のみだった
   ↑障害時 「 DISK 2のみに アクセスされる + DISK 2 のみが データ更新される 」 という動作があるとは … !
3  ↓つまり、一代目の症状は 以下だった
[ 1 ]. 1年ぐらい前に、DISK 1 は動作停止した
[ 2 ]. ユーザはずっと ( 無意識に )、DISK 2 上のデータを更新していた
[ 3 ]. DISK 2 がカツン、カツン ( = システム・エリアのデータ破損 ? ) したために、最新データにアクセスできなくなった
● 備考 ●
1現場は、大型車が通る道路沿いで、ガタガタと事務所が揺れる
 ↑もともと、HDDには不向きな環境のようなので、三代目はSSD ( = フラッシュがintel純正の MLC ) にした



● 旧 ・ 過程 ●
1  ↓仮定として、以下なのか…?
[ 1 ]. 「 ディスク2の障害発生が、1年ほど前で、RAID1の更新が止まった 」
[ 2 ]. 「 動作異常で、ディスク2からディスク1へ、1年ほど前の状態が、ミラーリングされた 」
2Disk1 = Regeneヒットなし
3Ubuntu ( + mdadm ) で開いても、共有フォルダの中身は同じ
4「 Raise Data Recovery for XFS 」 を、かけた
大量のDeleted Fileが復元されたが、2013年か、それより古いファイルばかり
やはり、古い状態で上書きされてしまったのか…?
5ディスク2 = カツンカツン系




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