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(2019.7.19.更新)





目次
GPT (データ抜き:簡易)
非GPT (データ抜き:CD起動)




● GPT (データ抜き:簡易) ●
● 基本
1なぜか、(仮RAIDを組んでいないのに)、USB接続しただけで、自動マウントされたことがある
 ↑すごく古いバージョンで、それもあった…?
 ↑あるいは、mdadmにたどり着くまでに、いろいろとコマンドを打って、それが作用していた…?
● 機種
1LS-WV2.0TL/R1
2TをRAID1で、片側が1T
● 症状
1DISK1 + 筐体 = 故障
無事なのは、DISK2のみ
● 処置
1HDDインストされたUbuntuに、アプリ[mdadm] = [Linux MD アレイ(ソフトウェア Raid)管理ツール]を、インスト
RAID・HDDを、USB変換アダプタで接続して、データを抜く
● 手順
1USBが2.0以上のPCに、Ubuntuをインスト
現場では、「12.04日本語版」を使用
2まずは、Ubuntuのアップデートをやり切る
 ↑アップデートが充分でないと、mdadmが入らない
起動時にアップデートが表示しない場合は、右上の電源アイコン → [アップデートがあります]
3左[Ubuntuソフトウェアセンター]で、アプリ[mdadm]を検索
ヒットなし、あるいは、ヒットしても英語名の場合は、アップデートが足りない = インスト不可
[Linux MD アレイ(ソフトウェア Raid)管理ツール]が、ヒットした場合にインスト
4ある現場では、RAID・HDDを、USB変換アダプタで接続したら、自動マウントした
自動マウントしない場合は、「GPT [2] (データ抜き:コマンド打ち)」に進む
5コピー・エラーが出た場合は、[すべてスキップする]
 ↑[キャンセル]ではない
● 備考
1GPTがいけるなら、非GPTもこの手順でいけそうだ




● 非GPT (データ抜き:CD起動) ●
● 基本
1非GPTなら、Ubuntu CDのみで抜けるので、突発対応しやすい
2ただし、GPT用・手順のほうが、応用が利く
 ↑手元に、UbuntuをインストしたPCがあるなら、そちらを先に試す
● 機種
1LS-WTGL/R1
1Tを、RAID 1
● 症状
1連続停電後に、筐体不能
● 処置
1Ubuntu・CDで、PCを起動
RAID・HDDを、USB変換アダプタで接続して、データを抜く
● 手順
1ディスク「Ubuntu」で、起動する
 ↑現場では、「10.10日本語版」を使用
2アプリ「端末」(= グノーム・ターミナル)、を起動する
 ↑Alt + F2 → gnome-terminal
3dmesg、を実行
デバイス情報から、データがあるらしきデバイス名を、予想する
現場では、[sdb]だった
4fdisk、を実行
 パーティション情報から、データがあるらしきパーティション(=サイズの大きなパーティション)を、予想する
sudo(スペース)fdisk(スペース)/dev/sdb
表示「コマンド」で、p
現場では、[sdb6]だった
qで、fdisk終了
5 mkdir、で一時的なディレクトリを、作成
sudo(スペース)mkdir(スペース)/media/itiji
6 chmod、で読み書き可能にする
sudo(スペース)chmod(スペース)777(スペース)/media/itiji
7 mount、でマウントする(ファイル・システム = xfsを、指定)
sudo(スペース)mount(スペース)-t(スペース)xfs(スペース)/dev/sdb6(スペース)/media/itiji
[コンピュータ]に、ディテクトリ[itiji]として表示され、アクセスできるようになる
8バックアップ先は、USB接続のNTFSフォーマットだったが、挿したらすぐに認識した




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