NAKAYO>iZ>障害例>単独収容のFAX不調>
(2009年11月21日更新)
| 症状 | |
|---|---|
| 1 | 受信のみ、エラー多発(受信不可) | 
| 2 | 送信良好 | 
| 3 | 出るときと出ないときの差が、激しい | 
| 4 | 不調時でも、電話で着信させてCED信号を聞くと、きれいに聞こえる | 
| 仕様 | |
| 1 | ISDNを、4回線収容 | 
| 2 | FAX回線も、代表ダイヤルイン | 
| 3 | 発信時は、老番から、別回線を捕捉する | 
| 4 | 着信時は、FAX回線に着信する | 
| FAX回線を抜くと、着信不可 | |
| 原因 | |
| 1 | NTT回線故障 | 
| 処置 | |
| 1 | 切り分けをしてから、NTT故障手配 | 
| 切り分け手順 | |
| 1 | FAX番号の、収容回線を見つける | 
| FAXを着信状態にして、*015 | |
| ある現場では、CO03+04だった | |
| 2 | 電話でCO03か04を捕捉して、外線発信する | 
| 素早く、連続して外線ボタンを押していけば、「外線03」か「04」を捕捉する | |
| 現場では、外線通話時に、"バリバリ、バリバリ…"と雑音が入った | |
| ただし、雑音はiZ側のみで、相手側には聞こえない | |
| CEDがきれいに聞こえたのも、これか | |
| 3 | 上記までの切り分けで、FAX回線に関わるものが原因と、判明 | 
| 以下の可能性が、高い | |
| NTT回線故障(保安器のヒューズふくむ) | |
| TAまでの配線異常 | |
| DSU基板の故障 | |
| 4 | 保安器に、別TAを接続して、外線発信する | 
| 同じように、"バリバリ、バリバリ…"の雑音が入った | |
| やはり、相手側は、雑音なし | |
| これで、NTT側が原因と、判明 | |
| 5 | 113に電話して、回線試験を依頼する | 
| 局内試験は、正常終了した(ISDNでは、よくあること) | |
| 発着不能+電圧0Vでも、正常終了することあり | |
| 「お忙しいところ申し訳ないんですが、保安器まででいいんで、雑音の点検お願いできますか?」で、故障手配 | |
| 6 | NTT故障対応の人が来て、配線を交換して復旧したらしい | 
| 6Pの、空き線に切り替えた、という意味か | |
| ただし、DSUまで伸びないというので、再度訪問した | |
| 旧型保安器のヒューズが、うまくはまっていなかった(NTT・MEの対応では、よくあること) | |