Muratec >保守作業 >寿命 が 来た 感光体 の 延命処置 >

( 2017.6.9. 更新 )





目次
 基本
 手順
 V-980




● 基本 ●
1 感光体ドラムについている、ミニ・ヒューズの導通が取れると、新品と判断される
2 ヒューズを交換すると、古い感光体をそのまま使い続けることができる ( さらに 1 万枚 )
3 ただし、画像が悪くなりやすいのは、当然
 ブレード不良のような症状や、画像濃度不良など
● 手順 ●
1 ヒューズを交換する
 ネジ×2本
 ミニ 0.03 A ( = たぶん ) : 250V
 ない場合は 0.3 A : 250 V ぐらいでも、そこそこ いける
 → 写真を見る
2 フタを閉じるとヒューズに過電圧がかかって、ヒューズが切れる
 [ ドラムコウカン ] の 表示が消えない場合は、何度かフタの開け閉めする、あるいは、電源オフオンする
 規格以上にアンペアが高いヒューズは、当然、切れにくい
● V-980 ●
1 初期ドラムには、ヒューズがない
 しかし、入れる場所はあるので、新しいヒューズで、同じようにリセットができる
2 場所は、他のV-9XXと同じ、ドラムの奥側
 → 写真を見る
3    ↓ 少し手こずった現場があった
 [1]. 最初は、入っていたV-980ドラムでやったが、以下が繰り返される
     「 点検をお受けください : E1 」
     「 新しいドラムがセットされました 」
     「 ドラム交換の時期になりました 」
 [2]. 別のV-6XX系ドラムでやったら、クリアされた
 [3]. しかし、もとのV-980ドラムに戻したあと、電源オフオンなどで、@の症状に戻る
 [4]. もう一度、V-980ドラムに、新しいヒューズを入れてリセットしたら、解消
    ↑ つまりは、最初にセットしたヒューズが、中途半端な切れ方をした、ということか
    ↑ 0.03 A の ところ を 0.3 A ヒューズ でやったのだから、こういうこともあるか
 [5]. V-6XX系ドラムでリセットして、V-980ドラムに戻すさい、ヒューズを抜いても、同じ効果だったかもしれない




 → 技術検索のトップへ