● 屋外線が引き込む、落雷の過電流 ● |
● 現場例 |
1 | NS不動産様 : KG市 |
● 状況 |
1 | 母屋と事務所が離れており、屋外線の長さが約100m |
● 症状 |
1 | 定期的に落雷故障 ( = 重度故障 ) するので、保安器のアースを切り、閉塞回路にした |
2 | しかし、それでも落雷故障する |
↑ 「 アナログ回線なし + 通信配線は、完全に閉塞 」 なのに、( 内線もLANも )、屋外線につながっている部分が、何度も落雷故障した |
↑NTT : PR死亡、 ME死亡、 PCのLANジャック死亡、 など |
↑100Vから過電流が入り、それが通信回路に流れたのかもしれないが |
3 | 何度も落雷故障を繰り返すうち、配線の一部でも導通が取れなくなった |
● 処置 |
1 | 敷地の端にPF管を転がし、その中に単線のLANケーブル × 1本を入れた |
↑2PがLANで、残り2Pが内線 |
↑屋外線でも、建屋に張りついている部分 ( = 架空ではない部分 ) は、そのまま再利用 |
2 | その後、あんなに頻度の高かった落雷故障が、まったく起きていない ( = 2016.9. 〜 ) |
● 備考 |
1 | 高い位置を配線が ( 長く ) 通っていると、( 配線自体は絶縁なのに )、落雷の電磁誘導で過電流故障が起きるのか…? |