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( 2019.3.24. 更新 )





● 基本 ●
1 「 単線 」 に比べると 「 より線 」 は、RJ45 の結線が非常にやりにくい
2 「 単線 」 のほうが 「 通信性能が高い + 結線が やりやすい 」 なので、配線交換できるならそのほうがいい
3 逆に 配線交換できない状況なら、「 より線 」 の 4 芯だけを使う方法もある
   ↑ 8 芯使うよりも、やりにくさが だいぶ マシ
   ↑ 当然 「 100 BASE - TX の A 給電 」 までなので、「 1000 BASE - T 」 や 「 B 給電 」 は 利用できない
● 手順 ●
1 ニッパかカッターで 外皮に かすかな切れ目を入れる ( = 中の線が 見えなくてもいい )
   ↑ 中の配線が 傷つかないように 作業することが 最優先
  ( 握力に 自信がないときは ) 何か所か 切れ目を入れたほうが 後がやりやすい
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2 切れ目が大きくなるように 配線を折る
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3 先端の外皮を 抜く
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4 ひも状の繊維が 入っているケーブルもあるので、根本から切る
   ↑ 引き裂き糸 ?、 補強糸 ?
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5 青と茶のツイスト ・ ペアを、根元から切る
   ↑ 100 BASE - TX では ( どうせ ) 利用しないので、省エネ作業のため
   ↑ 柔らかくて まとまりがわるい 「 より線 」 の場合は
   ↑ 逆に、硬くて まとまりがよい 「 単線 」 の場合は、8 本使ったほうが むしろ能率がよい
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6 橙と緑のツイスト ・ ペアを、少し短く切る
 よりをほどいて、まっすぐに伸ばす
   ↓ 左から、以下の順番に 並べる
 白橙、 橙、 白緑、 緑 ( = B 配線の場合 )
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7 橙と緑のペアを、実際に プラグに挿入する長さに切る
 下のほうの 抜け防止のツメが、しっかり外皮に当たる長さ
 抜け防止のツメが 外皮に当たらないと、ツイスト・ペアに負荷がかかって 接触不良になりやすい
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8 緑だけを 少し右に曲げて、クセをつける
 プラグの 1、 2、 3、 6 に、配線を挿入する
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9 配線を プラグの奥まで、グッと よく押し込む
   ↑ 「 芯を RJ45 の奥まで送る + 外皮が 抜け防止の ツメに当たるようにする 」 の 両方を 意識して
 上から見て きちんと奥まで来ているか、確認
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10 かしめ工具で プラグを圧着する
   ↑ かしめ工具は 必ず 「 HOZAN : P-711 」 ( = 定価 : ¥ 51,900 円 + 税 ) の クラス を使う
   ↑ 2 万円以下の 安物工具で かしめると ( 施工直後は 正常動作するが ) 短期間 〜 数年 程度 で 接触不良が起こりやすい




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