工事 >LAN >屋外 >

( 2021.1.30. 更新 )





● 基本 ●
1 屋外仕様の LAN 配線は ( 非常に ) 高額のため、 「 PF 管を 架空か 埋設 + その中に 室内線を通す 」の ケースが 多いようだ
● 省エネ 工法 ●
0 ( 屋外でも 室内線を用いる )
1 屋外の全長を ビニテで被覆強化する
   ↑ 猛暑の夏が増えたので
2 架空する両端は 「 電話用 屋外線の 支持線だけを 抜いたもの 」 を、ひと渡し分 ( = 両腕を 左右に広げた長さ分 = 1.5 m 以上 ) 巻きつけ、その上から ビニテを 3 重に巻きつけて 固定 ( = 固定だけで、ビニテを一巻 消費する )
   ↑ 支持線の総延長は 「 配線に巻きつける長さ + 引留具に固定する長さ 」 が 必要
   ↑ 廃棄する屋外線の 有効利用
3 壁への固定も ( LAN 配線 × 1 本の重量なら )、ビニテを ( ネジ打ちする余白を持たせて ) 10 重に巻きつけた固定部材で きれいに固定できる
4 結論として 「 室内用の LAN 配線 + ビニテ ( を 大量 ) + ( 廃棄予定の ) 屋外線 ( の 支持線 ) 」 と、部材コストが 非常に安くおさえられる
   ↑ 逆に ( 屋外の全長に ) ビニテを巻きつける手間は 大変だが
   ↑ ただし 軽い LAN 配線 × 1 本を取り回しするだけなので、1 人でやり切れる作業ではある
   ↑ 取り回し自体は 電話の屋外線 ( = 重い + ねじれる ) より、はるかに 楽
5 ( 他社の 手抜き工事で )、「 普通の室内用 LAN 配線で 被覆強化なし + 架空する柱への固定も ( LAN 配線 自体を ) てきとーに 巻きつけただけ 」 ( = 手抜きと言うより クソ工事 ) の現場が、10 年以上 もったのを見たことがある
   ↑ そこから予想すると、上記の 省エネ 工法 なら 20 年以上は 普通に もつだろう
   ↑ 最大の危惧は 「 架空している両端の 支持線の押さえが、何年で劣化して抜けるのか 」 だ
   ↑ 特に 距離がある場合は 3 重と言わず、5 〜 6 重にして 念を入れようか
● 備考 ●
1 ビニテ の 素材 は 非常に 重要
 固い安物は NG であり、「 柔らかくて 巻きつきが よい + 粘着性が 高い 」 素材であることが 必須
   ↓ 以下の商品は 合格
 株式会社 キラックス 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ JQTW08009 JIS : C2336




 → 技術検索のトップへ