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( 2023.2.26. 更新 )





● かしめ 工具 ●
● 用途
 各 サイズ の モジュラ プラグ と 配線 とを、圧着する
● 商品 例
HOZAN : P-711
 8 極 8 芯 ( = RJ45 ) 専用
 定価 = ¥ 51,900 円 + 税 ( ← 昔、¥ 47,000 円 + 税 )
   ↑ 精密機械 に 近いので、丁重に 扱う ( = 工具入れに 置くさいも、エア パッキン の 袋に 包むとか )
   ↑ 落下させると、故障することもある ( = 0 . 数 ミリ の ズレが 生じて、施工した プラグ が 接触不良を 起こしやすくなる )
 ヘラマン タイトン 社 ( = インシュロック タイ などの メーカ ) から 出ている 「 MCT3 」 も、ODM の 同じ商品と 思われる
   ↑ ODM 品 は 純 ブランド 品 よりも、アフターは 悪いと 予想されるが、逆に 実売価格 は 安くなりやすい
   ↑ 「 落下させて 故障したら、新しいのを 買う 」 で 割り切るなら、ODM 品 で いいかも
HOZAN : P-710
 4 極 2 芯 〜 6 極 6 芯
 定価 = ¥ 13,300 + 税 ( ← 昔、¥ 12,000 円 + 税 )
● 備考
 4 極 2 芯 〜 6 極 6 芯 の かしめは、 安物の工具でも ( けっこう ) 大丈夫
 逆に、RJ45 の かしめは 非常に シビアなので、 必ず 「 HOZAN : P-711 」 クラス を 使う
    ↓ 「 2 万円 以下の、安物 工具 」 で かしめると、 以下が 起こる
 [1]. 施工した 直後 は 正常動作するが、 短期間 〜 数年程度で 接触不良 が 起こりやすい
    ↑ 「 接触不良 」 の 症状は さまざまで、 「 断線状態 」 ( = 線を 抜き差しするまで 直らない ) も あれば、 「 通信速度が 十分の一 ( = 例 ) に 遅くなる 」 ( = 線を 抜き差ししても 直らないこと あり ) などもある
    ↑ しかも、症状が 出るときと 出ないとき とがある、 いちばん面倒くさい パターンに なることも ある
     ↑ そういう現場は 接触不良が起こったさい、 LAN ケーブルを 抜き差ししたり、ハブ や ルータ を 電源 オフオン すれば ( 一時的に ) 復旧することが多いので、それで やり過ごしている ケースも ある ( = たとえ 復旧しても 一時的であり、時間が経つと 必ず 再発するが )
     ↑ さらに その逆で、抜き差し を 引き金に 接触不良 が 表面化 して、そのあと ( RJ45 を 交換するまで ) 接触不良 が 直らない ケースもある
    ↑ もちろん、施工した 全 プラグ に 症状が 出るわけではないが、 プロ として施工する 以上、1 か所でも 「 施工 不良 が 原因 の、接触 不良 」 が 出るのは 許されない
 [2]. さらに 安い工具 ( = ラチェット 機構すら なし ) では、 力いっぱい圧着すると 一発で ( 完全な ) 断線状態になる
    ↑ 時間が経ってから 症状が出るよりは、 逆に マシ だが
 [3]. ちなみに、 接触不良の RJ45 を 圧着し直しても 改善する効果はない
    ↑ 接触不良が起こったら 線の 両端 を 切断し、 ( HOZAN : P-711 の クラスで ) RJ45 ( × 2 個 ) を 交換しないと ( 時間が 経てば )また 再発する
 別名 = クリンパー。 モジュラ ペンチ。
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