その他>さ行>低頻度>水道>蛇口の水漏れ>
(2021.3.29.更新)
● 基本 ● | |
---|---|
1 | ↓以下のいずれが劣化しても、水漏れは起こるので、3つとも交換しがほうがよい |
「 水栓ケレップ 」 = パッキンつきコマ | |
「 水栓上部パッキン 」 = 三角パッキン | |
「 水栓スピンドル 」 = 軸の金具 | |
↑3つ全部を交換しなかった場合、一時的に水漏れがなくなっても、短期間で再発することがある | |
2 | サイズは、普通の家庭用蛇口なら、「 呼び13水栓用 」 |
くわえて、「 水栓スピンドル 」は、長さも数種類ある | |
3 | ↓商品例は、以下 |
「 水栓ケレップ 」 = SANEI : PP82A-1S-15 = 3個入 | |
「 水栓上部パッキン 」 = SANEI : PP42A-1S-13 = 1個入 | |
「 水栓スピンドル 」 = SANEI : PU36-1-13×○ = 1本入 | |
● 基本手順 ● | |
1 | 止水栓を閉める |
↑おおもとを閉めるのは面倒な場合もあるので、シンクの下に止水ハンドルがあったら、ラッキーパターン | |
2 | 蛇口を開放しても、水が出ないのを確認する |
3 | ハンドルの上まん中にあるカバーをはずし、隠れていたネジを抜く |
4 | ハンドルを、上に抜く |
5 | キャップナット(= スピンドルを押さえている、カバー金具 )を、回転して抜く |
↑要、プライヤーかモンキー | |
↑メインのキャップナット(= スピンドルを押さえている )以外に、複数のキャップナットが重なっている場合もあり | |
6 | スピンドルにハンドルを、( 一時的に )はめ、回転してスピンドルを( 土台から )抜き出す |
7 | 土台から、古いケレップを抜き、新しいケレップを入れる |
8 | 新・スピンドルに新・三角パッキンを装着したものを、回転して土台に装着 |
● 現場例 ● | |
1 | ( 止水栓を閉めて作業するのが原則だが )、その現場では、おおもとの止水栓が固くて、閉まるほうに回転できなかった |
↑バキッといっても、困るし | |
2 | 温水の方は、屋外給湯器があったので、そこの止水ハンドルで、普通に止められた |
3 | 冷水の方は、シンクの下にも止水ハンドルはないので、濡れ覚悟で作業した |
● 止水栓を閉めない、( 濡れ覚悟の )作業 ● | |
1 | 新・スピンドルに新・三角パッキンを装着し、下に新・ケレップを挿し、さらには、仮ハンドルをはめたセットを、あらかじめ準備 |
2 | キッチンのボール、あるいは、洗面器を蛇口の上に構え、水が天井に届くのを防止 |
3 | ↓スピンドルを回転して抜くので、以下の過程を経る |
[1]. 蛇口の最大開放と同じなので、まずは、蛇口から最大水量が噴き出す | |
[2]. そのままスピンドルを回転させ続けると、( 蛇口からは水が出なくなる代わりに )、根元から最大水量が噴き出し始める | |
[3]. 片手で、ボールか洗面器の位置を調整し、水の飛び散りを最小限に抑える | |
[4]. 土台から古いケレップが、水圧で飛び出すので、それを確認する | |
4 | 新ケレップが水圧で吹き飛ばないよう、片手の指で押さえながら、( 最大水量が噴き出す根元に )、「 スピンドル + 三角パッキン + ケレップ + 仮ハンドル 」のセットをつっこむ |
↑ここが一番、しぶきが周りに飛び散りやすい |